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短編

眠る

匿名 3日前
怖い 567
怖くない 542
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私は今一人で暮らしている。 もともとは夫と暮らして居たが、海外出張で家から離れなければいけなくなったからだ。 そんなある日。 お風呂から上がった時 「ヒタ…ヒタ…」 と足音を聞いた。 時刻は11時。こんな時間に一体誰が…? 強盗か…? 嫌な考えを振り払って、足音の主を確認しに行った。 誰も、居なかった。よかった… やっぱり考えすぎだったんだ。そう思い、安心して寝た。 その日から、始まったんだ。 ある日は、部屋が荒らされていて。 また別の日には、家の鍵が1つ無くなっていて。お金も無くなっていた。 怖かった。助けが欲しかった。警察に相談しようかと思った。けど、何て言う?ただの怪奇現象なんて真面目に取り扱ってくれないだろう。助けて。助けて。 次の日。怖くてこたつで寝ていたらしい。起きると、近くに夫からの手紙が。 …!そうだ、夫は今日帰って来るんだった!夫なら、相談にものってくれる! 今までの恐怖心を忘れ、咳をし、喜びながら手紙を開けた。 開けようと、した。 あれ? 何だか、熱い。焦げ臭い。息が苦しい。 それに、何だか赤い、オレンジ色?周りの物が、燃えていく。あぁ。せめてこれだけは。夫からの手紙を、守らなければ。 手紙を握りしめ、夫を思い浮かべながら、目を閉じて眠った。手紙の内容を見ずに。 結局、手紙の内容は何だったのか。 毎日の怪奇現象は何だったのか。 火事の犯人は誰なのか。 その謎は、誰も触れることはないまま、 眠るのだ。

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  • よく出来ました( ̄∇ ̄ノノ"パチパチパチ!!
    ぼんばー50
  • 主人公です。
    あーみ
  • 実話だと主人は死んでいます。 そのため、実話ではないです。
    あーみ
  • けれ実話ですかー?
    結梅
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