
数ヶ月前、冬の穏やかな昼下がり、公園で温かい飲み物を片手にベンチに腰掛けていた。すると、隣に70代の女性(以下Bさん)が座り、親しげに話しかけてきた。「ここに座ってもいいかしら?」私は微笑んで「どうぞ」と答えた。
その後、Bさんは私に向かってこう言った。「あなたはこの公園によく来るの?」
「はい、仕事の合間に来ることが多いです。」
Bさんはそれを聞いて嬉しそうな表情を浮かべた。彼女との会話が続き、少しずつ彼女のことが分かってきた。
Bさんは、
・若い頃に夫を亡くし、今は一人暮らし。
・子供たちはすでに独立している。
・趣味は人の観察だという。
彼女は普通の優しそうな人に見えたが、妙に気になる点があった。「人の観察」とは、具体的に何をするのだろうか?
そのことが気になり始めたが、二度と会うことはないだろうと思い、そこでの関係は終わると思った。
しかし翌週、また公園に行くとBさんが現れた。彼女はニコニコしながら言った。「今日は少しお話しませんか?」
私は時間を取るのが面倒だったので
「今日はちょっと忙しいんです」と言った。するとBさんの表情が一変し、「今日中に私のところに来てほしいの。特別な話があるの。」と言ってきた。
その目には何か迫るものがあり、私はどうしようか迷ったが、結局「30分なら大丈夫です」と答えた。指定された住所に向かうと、そこは古ぼけた家だった。入ると、異様な雰囲気が漂っていた。
中には数人の人々がいて、いきなり言われた。「あなたが選ばれたの。私たちと共に特別な儀式を行おう。」言われた内容に驚愕した。どうして私のことを知っているのか、そして自分の生活が知られている恐怖が押し寄せた。
それが明らかに怪しい集団だったため、私は「これ以上は無理です。あまりしつこいなら警察に連絡します。」と強く言った。彼らは半ば脅しのように話を続けたが、結局私は警察に連絡し事なきを得た。
おそらく、私を監視していたのだろう。見た目は優しそうでも、信頼してはいけないという教訓を得た。人は見かけによらない。
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