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長編

冗談じみた嘘のような実話談

匿名 3日前
怖い 68
怖くない 74
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。恐る携帯をあげると、ポストが見えたことで安堵した。ところが「ジリリリリリ…」と唐突に鳴り響く公衆電話にビックリ、 A子は窓越しに「B男がしびれをきらして 電話かけたんちゃう?」と言った。 頭の中が一瞬真っ白になったこととその一言で安堵した先生はそのまま受話器を取った、 案の定B男だった、「おーいお前ら遅いぞなにしとんねん」と受話器の向こうでヘラヘラした声が聞こえる、体感的にものの数分しか経ってない、8分くらいか?と問いかけるも 「何言うてんねんもう、23分入っとるちゅうねん!、写真も撮ったし帰るわ」と言うのだ、携帯の画面を見るとほんとに時間がたっていた、いや、ほんと怖い時や待ってる1秒が数分のように長く感じるって言うの聞いた事あるけど、逆なんて珍しいなと、思いつつも診療所のほうに目を向ける。 B男「今そっちに向かってるけど、暗くて見えへんし携帯の明かりかなんかで照らしてくれんか?」と言うのだ。 どこまで行っとんだよと思いつつも携帯を向ける、すると、混線したかのようにノイズが入りプープーっと電話が切れた。プープーという音の間隔に、吐息のようなコホーコホーとマイクごしに吐く息のようなものが聞こえた。咄嗟に受話器から耳を離し、放り投げたのだが、様子がおかしいのに気がついた、コードは切れている。そしてそもそも公衆電話の番号など把握してるわけない。なにかのイタズラでも悪趣味だ。咄嗟に出ようと振り返ると、吐いた息と手の指紋のようなものが、内側についている、真夏である。曇るにしてもこの付き方はありえない、すぐさま、A子の元にかけよりドアを叩くが、先程まで声をかけてきたA子の姿は全くなく、助手席に座りB男に電話をかけ続けた、 でろ!でろ!と思ってる側からいきなり運転席右側からバン!とB男がやってきた 少しキレ気味に「お前いい加減にしろや、A子が泣きわめいて走っててん何かあったら電話しろや」というのだ、必死にさっきもかけてたし、それにドアを開ける気配もないしA子が帰ってきてない!と必死に説明しようも、B男「A子はさっきからいるだろ」と後部座席を指さす。先生は頭が混乱した、いつから居たのか、じゃぁB男が泣きわめいて走ってきたっていうのは誰だと思った瞬間こいつは何をいってるのか分からなくなった、突如後ろから全速力で走ってくる足音と共に女「ぅぁぁあ、ぅぐっ、ひっひぃいいいいい」と泣き声がこだまする、ドップラー効果のように聞こえる

後日談:

  • 担任からの手紙の内容としては 同窓会の時に開封するタイムカプセルが先生宛に書いたものへの返信だったので 特に深い意味などはございません 初めて書いてみましたが読んでいただけると 光栄ですね、

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