
長編
冗談じみた嘘のような実話談
匿名 3日前
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るな、と書き捨てられた紙1枚、黒子の様な装束の者にメモのようなものを渡され
門扉を閉じて部屋に隔離された、部屋には生の米を浸した水とめつきしば。祀られ
それが一切の説明もされず閉じきった部屋に
対面にある。ときおりすすり泣くような声が戸の向こうで聞こえるのだが
無を意識しづけ、気づいたら寝ていたり
意識が覚醒していたり繰り返したそうで
もうそこから2日の記憶が朦朧なのと飲まず食わずで、覚えてないとの事、
その後のことは父が全て請負うと言い残し
B男やA子は親元へ返されたとの事、
これ以上詮索することや繋がりを持つこともできない、時間が置いたらいずれ話すと
言われ、先生が仕事に就いた今でもまだ
詳細は教えられてないと話してくれた。
因みに、先生が霊感ないのは強い守護霊や
守護神がついてくれてるからその目を通して
不浄な存在を見せないように目から心を守るためだとのこと、(しかし、今書いてて思うと、じゃぁ霊が見えてたってのは何故なのか…。とか思ってしまうのだが)
そして先生が最後に「ほんとに馬鹿げた馬鹿な作り話なんやけどなハハハ」と笑って
言ってたが、ときおりみえる手首には濁った色の数珠が見えていた。どこまでがホントのことなの?と子供を怯えさせるには十分な話で。そして時折見せる先生の顔はほんとに真面目なのに何処か虚ろな目をしていたのがホントに怖かった。
大きくなった私もあの時のように
この話を紆余曲折に話してみようと思った次第である。
皆も、心霊というのは置いといて
怪しい場所や危険な場所にいくのは
気をつけて欲しいです
おしまい
後日談:
- 担任からの手紙の内容としては 同窓会の時に開封するタイムカプセルが先生宛に書いたものへの返信だったので 特に深い意味などはございません 初めて書いてみましたが読んでいただけると 光栄ですね、
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