
私は仕事の合間にリフレッシュを求めて、ある森林公園に足を運んだ。普段は忙しく、なかなか自然に触れる機会がないが、今日は昼休みを利用して軽い散策をしようと決めた。
この公園は整備された小道があり、初心者でも安全に歩けるようになっている。ゆっくりとしたペースで進むと、周囲には美しい木々が広がっていて、心が癒される。時折、鳥のさえずりが聞こえたり、風が葉を揺らす音がしたりと、自然の音が心地よかった。
しばらく歩いていると、ふと小道の脇に小さな広場が見えた。そこには子供の姿が一人だけ見えた。驚いたことに、その子は小道から外れた場所で遊んでいた。
「こんなところで一人で遊んでいるなんて、危ないよ!」と思わず声をかけた。すると、その子は私に気づき、じっとこちらを見つめた。だが、近づくとその子の姿はどこかぼやけているように見える。まるで視界が霞んでいるかのようだった。
「まさか…霊?」私は心の中で叫んだ。実は、私は時折霊的な存在を感じることがあるが、何年もそういった体験はなかった。ここ数年のストレスで、気づかないうちに心が疲れていたのかもしれない。
その子は、突然こう言った。「おじちゃん、おしっこ…」
「えっ?えっ?」混乱が広がる。目の前には幽霊の子供がいて、私におしっこを求めている。私は逃げ出したい気持ちが募ったが、その子が困っている様子に心が痛んだ。私は小走りでその子の近くに行くことにした。
「どうしたの?お手伝いするよ」と声をかけると、彼は「早くして!」と急かすように言った。見た目はまだ幼い子供で、服装はカラフルなトレーナーとパンツ。今時の子供の格好だが、その姿がぼやけているのが不気味だ。
私はその子が少しでも楽になるように、トレーナーを脱がせてあげた。すると、彼は嬉しそうに「ありがとう!」と言って、勢いよくおしっこを始めた。その瞬間、私は驚愕した。霊であるはずなのに、どうして生理現象があるのか。
「これって、本当に夢なのか?」と、頭の中が混乱していた。おしっこを終えたその子は、満足そうに見えたが、次の瞬間、「じゃあ、パパを探しに行く」と言った。私はその瞬間、背筋が凍りついた。何かが危険な予感を告げていた。
「待って!私も行く!」と無意識に声を上げてしまったが、すぐに「いやいや、行かないよ!」と自分に言い聞かせて、その場を逃げ出した。振り返ると、やはり誰もいなかった。心臓がドキドキし、冷や汗が流れた。
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