したら 『え？リリーンって鳴った？おかしいな？ あの電話、プルプルーだったと思うけど。 確かめに行ってくる？』 (やだよ、あんたが行ってこいよ) その後、原因とかは判らず配線の不具合とか 無理矢理自分を納得させました。 (そんなんで前任者は辞めたんか？) それから、１年程経ったある日、移動健診車 ３台とDr、看護師等１２名程が宿泊してたん　 ですが、看護師１人が部屋を変えて欲しいと。 理由を言わず、それだけの時は大体あっち 方面の事がほとんど。 はい、は~いと軽く返事して、ルーム移動。 暫くすると、移動先から電話。(又かよ)と 思いながら、電話に出ると『部屋に目覚まし 時計を忘れたので、持って来て欲しい』 ま、そんな事ならお安い御用だ。直ぐ部屋に 行き、ドアを開けた瞬間、もや？霧？煙？と 思った瞬間、窓の方に吸い込まれる様に。 しっかりドアフックを掛け、テンキ点けて ナイトテーブルの上にあった時計を持って、 そのまま渡しに行きました。渡す時、微かに 私から目線を外し、私の後ろ側をチラ見した のが気にはなりましたが••• 翌朝、アウトする時その方が 『夕べはごめんね。若い頃はよく見えて たんだけと、もう久しぶりだったから。でも 貴方には、何も憑いていない様だから大丈夫』 あぁそれで俺の後ろを見たのか。 『あそこは、通り道になってるみたい』 その顔が、ちょっと険しかったのが気には なりましたが。 確かに、この町は新聞に載らないだけで、 結構事故◯や自◯は多いらしい。前の道路も たいした難所でもないのに、事故が多いし。 　２ヶ月後位に、ようやくお役御免。 それから３年程経ったある日、二十歳前半の 女性が、そのホテルの屋上から飛び降り自◯。 やっぱり呪われてるんじゃないか••• O感ゼロの私の、不思議体験は以上。 基本、ヘタレの怖がりなので、なるべく 近づかない様に、しております。 皆さんも、遊び半分での•••••はくれぐれも 　　　ご注意を！