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国内留学で西日本から来た女の子(後)
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国内留学で西日本から来た女の子(後)

3日前
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真帆は少し緊張したように俺を見た。

「君のことが好きなんだ。付き合ってくれないかな・・」

その瞬間、時間が止まったようになりまわりの通行客だけが動いていた。

そして真帆は

「あの、気持ちは嬉しいよ!今日のこともすごく楽しかったし。でも・・」

何を言われるか緊張する俺。

「私、彼氏いるの。地元の大学に。」

その瞬間ショックを受ける俺。

俺は平静を装いながら

「まあそうだよね。ごめんね。変なこと言って。」

そう言ってその場から去ろうとすると、真帆は

「待って!」

「どうしたんだ?」

「私、あと3週間で地元に帰るんだけど、東京にいる間だけなら付き合ってもいいよ!」

と言われた。俺は迷わず

「本当に!分かった。3週間だけでも!」

俺は真帆と微笑みながら両手を握った。

そのあと、俺たちは大学で本物のカップルのように仲良かった。

一緒になる授業はいつも隣の席で、分からないことは講義のあとで教えあったりしていた。

週末は土日ともデート。

3週間という期限があるからこそ、本気になれるのかもしれない。

そう思った。

そして、最後の土曜日。

真帆は日曜日には地元に帰るらしく、彼女との関係が終わるだけではなく会えるのもこれが最後になる。

スカイツリーに彼女と登り、昼食は奮発して高そうなランチ。

デート代は全て俺が用意した。

その日、真帆はずっと嬉しそうに微笑んでいた。

・・

翌日、羽田空港に彼女を送っていった。

真帆は重そうなトランクを持って来ていたので俺が運ぶのを手伝ったりした。

そして空港のロビーで真帆は目を潤ませ頬を濡らしながらも明るく

「元気でね!」

「ああ、また会えるといいね!」

俺は真帆を強く抱き、その場で1分くらいキスをした。

・・

数年後、姓が変わった彼女から年賀状が送られて来た。

そこには彼女とともに、夫であろう男性と可愛らしい男の子が写っていた。

そして宛名は印字なのに対して、手書きのメッセージがあり

『はじめまして。私の妻 真帆が、東京への留学の際に貴方様に大変お世話になったようで、心よりお礼申し上げます。』

と新郎の濃い筆圧で書かれていた。

真帆からのメッセージはなかった。

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後日談:

後日談はまだありません。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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