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長編

先に住み憑いて居た者②

しの 2日前
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半ば強引にMのアパートに泊まる羽目になった私は自転車を押してMとアパートへ向かいながら 私「まだ居てたらどーするよ?」 M「居ない様な気がする」 私「何で解るん?」 M「勘だけど…」 私「しかし…何があったんやろな。あの部屋で」 M「さぁな。でも…これもあくまでも勘だけど、あの部屋で死んだとかでは無い気がする」 私「ふ~ん…ほな、余計私には解らんな」 M「自縛かな…でも…それとは又、違う様な…」 そんな話をしながら歩いて居ると、やがてMのアパートが見えて来ました。 アパートの前に自転車を止め、ゆっくり階段を上がり、部屋の前まで来ました。 私「…どうよ?」 M「多分…今は居ない」 二人で部屋の中に入りました。 恐る恐る部屋を見回すと…Mの勘通り女は居ませんでした。 私「出て来る前と何か変わった所あるか?」 Mは部屋中を見て歩き… M「コンポの電源が消えてる…」 私「出て来る時に消したんちゃうの?」 M「鍵すら掛けて無いのにか?財布持って出るのが精一杯だったんだぜ?」 私「ほな、誰が消すんよ??」 M「あの女だろうな…」 私「マジか!節電か??」 M「なら、電気も消すだろ」 私「一見したら普通の部屋だよな…?」 M「まぁな。私は最初から嫌な感じだったけどな」 私「お前、引っ越す前にお母さんに見て貰わなかったん?」 M「うん。ちょうど、見て貰おうと思ってた日にAが熱出して寝込んでてさ。だから、もう良いや。って思ってそのまんま引っ越した。Kは霊感0だしな。霊なんてこの世に居ない!ってもし、話しても絶対信じないし」 私「お前、身体に障るから寝た方が良いんちゃう?居ない内に」 M「そうだな」 私は手前の六畳に布団を敷き、Mは奥の六畳のダブルベッドで寝る事にしました。 私は部屋が真っ暗じゃないと寝れない質なんで豆電も消して、布団に入りました。 何分位経ったでしょう。 小さな「ボンッ」と言う音がして、勝手にコンポの電源が入り、赤い電源ランプが点りました。 (は??何?) 私は暫く、暗闇の中に点るコンポの赤い電源ランプを見つめて居ました。 すると次は… 「カタカタカタッ…」 (え??今度はなんだ?) 「カタカタカタッ…」 (なんの音だ?どっから鳴ってる?) 布団の中で固まって居ると… 「ガタガタッ!ガタガタッ!」 (!!なんだ!これっ!) 私は布団から飛び起きて電気を点けました。 M

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  • 会話の部分だけが頼もしい? 笑 だけで説明など他の文章は普通に丁寧ですょ。超怖い内容なのに会話で微笑ましくて、メリハリが逆にほっ…っとします。
    K
  • すいませんね。昔のヤンキーなんてこんなんですわ。女ですが。
    mie
  • これ書いてるの男だろ。言葉が汚い!
    環七
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