
中編
友達を作りに来た少年
匿名 3日前
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たことであった。
祖母は、毎日のように会っていたゆうちゃんのことを、知らないと言うのであった。
博君は、急いで友達がいるところへ駆け着けた。
みんなに、ゆうちゃんのことを尋ねた。しかし、昨日まで一緒に遊んでいたゆうちゃんを覚えている者は、誰も居なかった。
博君は、パニック状態になった。そこで、ゆうちゃんの家に行って確かめようと、その家があったところまで行ってみた。
ところが、そこに家は無かった。何もない空き地が広がっているだけであった。
「ゆうちゃんは、どうしたのか?。一体、何起こったのか?。」
再び、長田博さん本人の話。
「昨日までずーっと、一緒に遊んでいたはずのゆうちゃんが、、、もう、ゆうちゃんが居ないような・・・。誰の話をしているんだ、みたいな形なんですね・・。
ま、その日のうちかどうかはわかんないんですけど・・・、かなりの人に聞いたと思うんですね。近所の人だとか、、。一緒に遊んだ人だとか、、。それでも誰も、ゆうちゃんを、知らないって言われて・・・・ 」
当時、ゆうちゃんの家があった場所は、今は畑になっている。
また、付近の人の話では、かつてその交差点では、交通事故が多かったという。
心霊鑑定士の森じゅんさんに、現場を見てもらった。
「なんか、あんまりいい気持ちはしませんね。ひじょぅに、くらい感じがしますし、寒々しい感じですし、、・・・」
ゆうちゃんとは?、という質問に対して・・。
「やはり、まあ、、、。少年時代に、、おそらく、事故死した少年ということだと思います 」
なぜゆうちゃんは、長田さんの記憶にだけとどまったのか?。解けない謎がのこった。
そして、7年後に、長田博さんの前に現われた、かつてのままのゆうちゃんは「さようなら」と言って消えて行った。
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- これ聞いたことあるブルー
- こわいよおたまちゃん