
長編
八月の月光
匿名 2日前
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んとかスマホのナビを使い帰れました。
その日は、家に着くと疲れもありそのままぐっすり眠ってしまいました。
翌日、仕事から帰るとビールとおつまみを楽しんだ後、いつもよりすぐに布団に入ってしまいました。
しばらくうとうとしていると夢でしょうか?あの山にいた顔を合わせない後ろ姿の彼女が夢に現れました。
後ろ姿で何か言っているのですがよくわからずで問いかけるも反応はなく気がつくと夢から覚めて朝になっていました。
二、三日でしょうか、それが続きましたがそのあとは見なくなり普段の日常に戻りました。
さらに何日かしてふと気がついたのですが、あの女性の着ていた服どこかで見たような既視感があるような、と私は考えこみました。
次の休日に私は再びあの山のあの場所に行き周辺も探しましたが彼女はいませんでした。
一度降りてはまた夕日が沈む頃にも行きましたがいませんでした。
それから一年後の八月頭のことです。
夢に彼女がまた現れました。
相変わらず何を言っているかわかりませんでしたが何かを伝えたいのかと思いました。
その週の休日に私はあの山に行きましたが彼女はおらず。
そういえば、夜だったなと私は時間を潰したあと夜まで待ちました。
街灯もない舗装されてない道でしたが今日は満月で月だったのか月の光が山道を照らしていて歩けはしました。
どれくらい歩いたでしょうか、膝に手を置きため息を出して前を見たら彼女はいました。
月の光が彼女を照らしていてどこか美しくて私は見入ってしまいました。
しばらくして私は後ろ姿の彼女に近づき抱きしめていました。
その身体は冷たくも暖かいようなそんなかんじに思えました。
…私はいつのまにか気づいていたようです、彼女が何年も前にいなくなったあの子だという事に。
彼女の身体に回した片腕に水があたるような感触がして私はもっと抱きしめました。
目が熱い感触に気づき私自身も涙を溢していたようです。
私は彼女にいっぱい話かけました。
いままでのこと、君がいなくなって辛かったこと、再び会えて嬉しかったことを。
すると彼女はとある方角を指差しました。
その先はすぐわかりました。谷でした。
月の光で下が見えるくらいの深さでライトも使い目を凝らしてみると人の頭や身体の骨が2人分ありました。
片方は服も当時のままの彼女でした。
もうひとつは男のようでした。
振り返ると彼女はいなくなっていました。
私は警察に連
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