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短編
シティーホテルの階段で
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シティーホテルの階段で

2023年10月9日
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シティーホテルって、フロントから見て目立つところにエレベーターがあるよな?

それで、階段は廊下の端まで探しても見つからない。

多くの人は非常時以外はエレベーターでしか移動できないと思うし、現にそういうホテルもある。

そんなある日、泊まったホテルでいつものようにエレベーターに乗ると、

「非常時はエレベーターを使わないで下さい」

という注意書きがあった。

まあよく見る当たり前の張り紙なんだけど、これを見てふと思った。

エレベーターの他に階段があるの?

勿論非常階段はあるだろうが、それ以外にもあるのだろうか?

そんなことを考えながら部屋に着くと、車に忘れ物をしたことに気がついた。

エレベーターで下りてホテルを出て、車から忘れ物を取って戻る途中でのこと。

ふと気になって1階のエレベーター周辺を探してみると「階段室」と書かれた扉が。

俺は扉のノブに手をかけると開いた。

そこには、明かりのついた地味な階段があった。

通れるようにはなっているみたいだが、勿論こんなところを通る人は他に誰もいない。

古いわけでも薄汚れたわけでもないのだが、心細くも感じる。

俺は階段を登って部屋がある4階まで戻った。

階段の4階の扉も普通に開くし、何か変わったこともなかった。

・・・

俺は真夜中にその階段を下っていく夢を見た。

なぜかその階段しか帰る道がなく、無機質な階段をひたすら下りていった。

2階まで下りたところで、俺は思わず悲鳴をあげた。

1階と2階の間の踊り場のところに、黒いヴェールのようなもので体を覆っていた男か女かも分からない謎の人物が左右に足音もなく踊っていたのだ。

俺は急いで、部屋がある4階まで逃げた。

だが4階の階段から廊下につながるドアが開かない!

振り向くと、あの黒いヴェールが俺を追いかけてきて、俺のすぐ前まで来て

「来るな!」

俺は叫び声とともに目覚めた。

夢だったのか。

部屋や外は薄暗く、まだ真夜中のようだった。

それ以来、俺はビルの目立たない階段は歩けなくなってしまった。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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