
数年前、僕は冬の寒い夜、駅近くのカフェで友人と温かい飲み物を楽しんでいた。カフェの窓越しに見える街の灯りが、外の冷たさとは対照的な温かさを感じさせた。
その時、ふとSNSを見てみると、見知らぬアカウントからメッセージが届いていた。メッセージには「不気味な写真を送るよ」とだけ書かれていた。興味本位で画像を開くと、そこには僕の働いていたカフェの写真が映っていた。
最初は友人の冗談だと思ったが、よく見るとそのカフェの店内には誰もいない。僕は少し不安になり、送信者に返信してみた。するとすぐに返事が来た。「今、店の外にいるよ。見えないかな?」
その瞬間、背筋が寒くなった。僕はカフェの外を確認したが、誰もいない。友人はその様子を見て笑っていたが、僕は心の中で何かが引っかかるのを感じた。まさか、誰かが僕を監視しているのか?
その後、友人と別れて帰路についた。駅のホームで電車を待っていると、ふと背後から視線を感じた。振り返ると、さっきのメッセージを送ってきた女性が立っていた。彼女はニヤリと笑いながら、「やっと見つけた」と言った。あの時の寒気が全身を覆った。
彼女は次にこう言った。「あなたのこと、ずっと見ていたの。SNSでのやりとりが楽しくて」と。その言葉に、僕は心臓が止まりそうになった。彼女の顔はどこか見覚えがあったが、思い出せなかった。
その後、彼女は僕の耳元で何かをささやくと、僕の背中に触れてきた。鳥肌が立ち、逃げ出したくなったが、周りには人がたくさんいた。彼女は「私のこと、忘れないでね」と言い残し、すっと消えていった。
帰宅後、風呂に入ったが、背中に鋭い痛みを感じた。鏡で確認すると、そこには赤い跡が残っていた。その後、再びSNSを開くと、またあの女性からメッセージが届いていた。画像を開くと、血に濡れたナイフを持つ彼女が写っていた。彼女の笑顔は、何か不気味なものを感じさせた。
それ以来、僕はライブにも行かなくなり、SNSを開くことも少なくなった。あの日の影が、今も心の中で消えないままでいる。
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