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長編

やっぱりね。

テツ 2日前
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は階段を降り、各々の部屋で寝られました。 なぜこんなことが起きているのか。 よくよく考えると、安い賃貸だし、私たちが住んでいる家だけ近い周期で三、四回入れ替わっている。 この家、だめなのかも知れない。 なぜわかったかと言いますと、 入居当時、自宅の表札が元々の持ち主さんの表札の上から初めは養生テーププラスちがう名前の紙。またその上から黒いビニールテープで違う名前の紙。またその上から同じように黒いビニールテープで覆い違う名前の紙が貼ってあったのです。ましてその最後の紙も二枚目も三枚目も真新しかったのです。 ちなみに僕たちが作って貼った紙の表札は、半年後には綺麗さっぱり破れて飛んで行ってなくなっていました。 やっぱり残ってるのおかしいんですよ。どれだけ毎日濡れないようにだとかしたとしても紙破れますし、絶対二年契約なのに残ってるわけないんですよ。その紙。唐突に出て行ったりしない限りは。 それが三枚も。 気持ち悪い。そう感じました。 その時は賃貸の会社に問いただすのも怖くて、取り敢えず剥がしてその表札だったものを捨てました。 ラップ音を聞いた次の日、もしかしたらこうなんじゃないかと話すと、上に書いたことを全員が思っていました。 だけど家は二年契約。途中でルームシェアを解体すれば自分たちはすごく損をしてしまうので、取り敢えずいやでも残り一年住み続けることにしました。 そこから暫く私は何も感じませんでした。 そして今日。 今家にいるのは少し感じ取れる友人と私だけになっています。2人とも彼女の家で穏やかに過ごしていますし、休日にはたまに戻って来る形で、やりくりするようになりました。 悲しいことですが、あの変な音が聞こえた日以来関係がギクシャクするようになってしまったのです。だから距離を置く形を取った感じです。 ここから昨日の話になります。    ルームシェアに残っている2人で初めに話したゲームを協力プレイしていました。一時半をすぎた頃、友人が「ダメだ。ハハハ。眠すぎ、風呂入ってもう寝る。」と言い「オッケー。おやすみー。」と出て行ったあと、私は一人でそこからまだプレイし続けていました。 二時ごろ、風呂から上がり上の階にタバコを吸いに来た友人は、「いつまでやってんだよ」と言いながら一服し、「じゃ、また明日」と階段を下って行き、シャカシャカと歯磨きの音が聞こえてきました。 自分もそろそろ寝ないと…と思いながら

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  • こう言うお話がリアルに怖い… 実話感MAX。 落ち着くはずの我が家なのに、 あちこち気になってしまいますよね。 快適に過ごせる家を探された方が 良いのではないかなって思います。
    ままちゃん
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