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少女の生贄
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少女の生贄

16時間前
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休日の午後、まだ昼間だが少しずつ暗くなってきた頃。

外はしとしとと雨が降り続いていた。

隆輝はベッドで眠る彼女の凛愛の寝顔に癒されながらも、しばらくすると眠りについた。

・・・
隆輝が気がつくと、

「凛愛?」

ベッドに凛愛がいなくなっていた。

「どこに行ったんだ??」

隆輝が家中を探しても凛愛は見つからず、外に出ると街の山の方が何やら騒がしい。

あたりは人だかりができていて、なぜか舗装されていない道になっていた。

前から、馬に引かれた馬車のようなものが来て、隆輝が馬車を見ると
木製の馬車の中に凛愛がいた。

凛愛は白装束を着ていて後ろ手や胸の周りを縛られ、猿ぐつわをされていた。

隆輝は凛愛と目が合い、凛愛は檻のような格子の中から隆輝を見て、体を向けていた。

馬車は神社の中の奥まったところに進んでいく。

神社の周りには役人のような見張りが立っていた。

神社の中の広いところで馬車が止まり後ろの扉を役人の男2人が開いた。

凛愛は馬車から出され、後ろに縛られた腕の両側を男たちにおさえられ連行された。

まわりの人だかりでは

「あんな若い子がね・・」

「可哀想に・・」

などの声が聞こえた。

そして凛愛は神社の本殿の中に入れられた。

神社の周りには武装した役人が何人も立っていて、その先の様子を垣間見ることもできなかった。

遠目に見ていた民衆はしばらくそこに留まったが、どうすることもできず帰っていった。

隆輝は、凛愛を見捨てることはできずずっと様子を伺っていた。

時は既に手遅れかもしれないが、隆輝は凛愛が助かる可能性を待ち続けていた。

夜遅くなってくると、警備も手薄になり中に侵入することができた。

隆輝は本殿の中に入っていった。

すると・・。

薄暗い本殿の中、凛愛がそこにいた!!

そこでは凛愛は白装束で麻縄のようなもので後ろ手に縛られて、柱に縛りつけられていた。手拭いのようなもので猿轡をされ、厳重に噛まされていた。

「凛愛!大丈夫か??」

隆輝は凛愛に近づき、猿轡を外した。

「隆輝・・」

「何があったんだ??」

「大勢の人が家に来て、捕えられて連れて行かれて・・。」

「今、助けてやるからな!」

凛愛を縛っている麻縄はかなり固かった。

罪もない女の子を連れ去って、酷い目に遭わせるなんて!

隆輝は憤っていたが、同時に大好きな女の子が縛られている状況にドキドキしていた。

目の前には瑞々しい少女の顔や綺麗な髪や肌、意外と似合う白装束の色っぽさ。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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