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中編
猿夢VSご先祖様軍団
中編

猿夢VSご先祖様軍団

2019年2月5日
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皆さんは猿夢と言うお話はご存知ですか?

知っている方も多いと思います。

実話と信じるか信じないかは貴方次第…真偽の程は定かではない、そんなスタンスの都市伝説のサイトに夢中になり時間があるときに良く見ていました。

好奇心旺盛な年頃の当時16才の私はそんな時に猿夢のお話を読みました。

そして、猿夢に纏わる少し不思議な体験をしました。

猿夢のお話を見たその日の晩に私も実際に猿夢を見ました。

暗い闇のような霞が周りにうっすらと立ち込め寂れた無人の駅のホームに居ました。

気味の悪くて、まるであの世ともこの世ともどちらとも言えない不気味な世界…そんな印象です。

「間もなく列車が参ります。貴女を恐怖の世界へお連れします」

…男性の声で流れるアナウンス。

猿夢のお話の通りに現れたのは、お猿さんが車掌さんの服を着て運転席に居ました。

車掌さんの後ろは空席でその後ろからスーツ姿の若い男性、20代後半の女性、中学生位の男の子が乗車していました。

足が勝手に動き乗ろうとした時でした。

「栞ちゃん、それには乗っては駄目よ。昼間見たお話思い出しなさい。」

…急に私の名前を呼ばれて腕を掴まれました。

その人は20代後半位の髪が長くて少しウェーブがかかり、色が白い優しそうな綺麗な女性でした。

顔立ちは姉と少し似ていました。

私を列車から離し、乗っている人達に素早く駆け寄り頬っぺたを叩いていました。

「貴方達もよ、下りてください。目を覚まして。」

いつの間にか、来ていた祖父と曾祖父母に3人は身体を支えられながら列車から下ろされていた。

「大丈夫かい?これに乗っては駄目だよ。」

「なーに、たまたま夢見が悪かっただけじゃ。無理はなさるな。」

「立てるか?親御さんの所に帰りなさい。また出て来ても2度と乗っては駄目だよ。勉強も頑張って良い子だ。」

口々に声をかけて身体を支えながらそれぞれの自宅に送り届ける祖父達。

一方、女の人は猿をこてんぱんにしていました。

「私の妹達に手を出したら許さないよ‼」

…優しい雰囲気の女性から一変して、氷のように冷たい表情で怒りを顕にした顔に圧倒されたボロボロになり縮こまる猿。

「弱っていたり一生懸命頑張って生きている人達につけこんで魂を貪り喰らおうとする…あまつさえ、私の孫娘に迄危害を加えようとするなんて…許しませんよ。貴方達にも同じ恐怖と痛みを味わって貰います。」

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後日談:

  • 因みに、この猿夢を見ていた時は母と祖母が昼寝中で茶の間には私一人でしたが…携帯の画面を心配そうに覗きこむ姉の姿が見えました。 守護霊は姉で水子であるため、私と一緒に現世でお勉強をしてくれているみたいです。 勿論、全部お見通しです。 怒らせると魂さえ滅ぼされかねないほど怖いですが…お茶目で優しくて可愛いらしい姉です。
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はじめまして、よろしくお願いします。

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