
友人が体験した不気味な実話です。
友人は、ある冬の夜、県外から訪れた人々で賑わう遊園地のアルバイトを始めました。特に人気があるのは「ミステリーゾーン」という新たにオープンしたアトラクションです。
数週間後、友人はそのゾーン内の「お化け屋敷」で働くことになりました。お化け屋敷は、古びた人形や奇妙な仕掛けが施された暗い場所であり、若者たちの人気を集めていました。友人は、からくり人形を使ってお客を驚かせる役割に期待していました。
その日、友人が仕事を終えた後、ほんのわずかに残っていた客がいるのか、耳に女性の悲鳴が聞こえました。「キャー!」と不気味に響く声。その瞬間、友人は驚きましたが、他のスタッフには誰もその声を聞いていない様子でした。
気のせいだと思い、その日は帰宅しました。
次の日、友人がまたお化け屋敷で客を驚かせていると、背後に何かを感じました。振り返ると誰もいない。仕事に集中する友人。その日の終わり、着替え室に向かう途中、背中に冷たい手が服を引っ張る感触がありました。
振り返ると、そこには血だらけの顔をした女性が立っていました。「ギャー!」と悲鳴を上げる友人。しかし、すぐにそれが仕掛けの人形だと気づきました。
次の日、友人は他のスタッフにその恐怖を話しましたが、誰も信じてくれませんでした。数日後、さらに恐ろしい出来事が起きました。友人が暗がりに隠れて客を驚かそうとしていると、背中を叩く音がしました。「トントン、トントン」。振り向くと、再びあの血だらけの女性がいました。
「ギャー!」と叫びましたが、今度は人形ではなく、実際の人間でした。彼女は笑みを浮かべながら、舞台の影に消えて行きました。友人は、他の従業員のイタズラだと思い、「今日昼に血だらけの女性に驚かされたんだけど」と言うと、彼女たちは全く心当たりがない様子。
その晩、友人は熱を出し、うなされました。月末、彼は「お化け屋敷から他の場所へ移りたい」と申し出ました。彼の心には恐怖が深く刻まれ、あの女性の正体が何だったのか、未だにわからないままです。
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