
短編
高校の駐輪場
匿名 2日前
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私が高校時代に体験した話です。
その日は所属していた部活の大会で解散した時には夜の8時を過ぎていました。夏とはいえあたりは真っ暗で高校も田舎にあったので街灯も少なかったのです。自転車で通学していた私は部室から一番早く出て真っ先に駐輪場に向かいました。もちろんそんな時間に私達以外の部活の人がいるわけもなく駐輪場はガラ空きでした。誰もいないのが確認できたので「嫌だな〜」と思いましたが駐輪場に明かりがついていたので安心しながら向かった時に駐輪場の明かりが全て消えたのです。さらにその直後誰もいないはずの駐輪場から「サッ…サッ…」
という誰かが歩く音がしたのです。そもそも駐輪場の電気のスイッチは駐輪場のすぐ横にあるので人がいないところで消えることはありえないのです。私は怖くなりすぐに部室に戻り同じ自転車通学の人と一緒にその日は帰りました。
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