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短編

誰かが見ている

名無し 2017年5月22日
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これは私が体験した話です。 ついこの前のGWの時に起きたことです。 この事件?で私は精神的にすごくやられてしまったので少しでも皆さんに見ていただけると嬉しいです。 GWの半ば私は4月に亡くなったひいおじいちゃんの家片付けに家族と来ていました。 家は田んぼしかない田舎の中にあって土地も広いため、私は来るたびに走り回って遊んでいました。 着いた瞬間、その思い出が脳裏に浮かび思わず泣いてしまいました。 そしてそれから今日で最後の家の片付けをして一息つこうと私はお気に入りだった2階の部屋に来て部屋の中央に寝転がりました。 部屋の角には小さい時私が開けてしまった四角の穴。 私は一瞬にしてあの頃に戻った気がしました。 しばらくその穴を眺めていると、私が大好きだったひいおじいちゃんの姿が見えました。 まさか…と思った私は夢だと思い込んでいたのですがそれは本当にひいおじいちゃんでした。 嬉しくて嬉しくて今にも泣き出しそうな私の気持ちと裏腹におじいちゃんはこう言うように口を開きました。 “オマエモ、ハヤク、シネ”

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