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近くの空き地
中編

近くの空き地

匿名 2016年5月16日
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小学生の頃の不思議な体験です。正直怖くないです。w 僕の家は二世帯住宅で、お婆ちゃんとおじいちゃんと父母、姉弟僕で暮らしていた。 家には座敷があってそこの端には仏壇がある。多分ひいじいちゃんかひいばあちゃんのだろう。 小学生の頃の僕はかなり貪欲でお金がもらえると言われたら何でもするようなやつだった。父親に坊主にしたら500円あげると言われ坊主にしたり、自販機の下を覗いたり…今思うと恥ずかしいことをしていた… で、僕は座敷にあった仏壇にあるものがあったのに気づいた。誰しも家の中を探索したりしたことはあっただろう、その感覚だった。僕が発見したのは仏壇にの棚にある封筒だった。その封筒にはお金が入っており一つの封筒に3000円くらいの額が入っていた。当時の僕にはかなりの大金で、目がくらみ盗んでしまっていた。 お金の使用用途はデュ〇マや、遊〇王といった当時流行っていたカードゲームだった。 僕は少し罪悪感がありながらも盗んだことを黙っていた。そしてある日。 お婆「ねぇ、たっちゃん(僕の名前)仏壇にあったお金知らんけ?」 僕「んー。知らないよー?」 と、僕はすっとぼけた。すごく緊張したのを覚えている。そしてその日は何もなく、罪悪感に耐えかねた俺は次の日お婆ちゃんに告白することを決意した。 僕「僕、仏壇のお金盗んじゃった…ごめんなさい。。」 お婆「あらぁ…そうやったんけぇ今度から勝手に取ったらダメやよ」 って感じで普通に許してくれた。 お婆ちゃんは その後母親にこっぴどく叱られ、母親が返す羽目になった。 問題はここからだった。すごい罪悪感で寝た僕はある夢を見た。 僕の家の前はすぐコンクリートで舗装された道路があり、そこの道を自分の家から右側にまっすぐ進むと不気味な空き地がある。草は当時の僕よりずっと高く生えて、その周りは大きな木で覆われている。小学生の頃の僕はいつもここはなんだか怖くて目を瞑って歩いていたのを覚えている。 その夢で出てきたのはこの空き地だった。 夢の中で僕は家の前の道を歩いていた。そして何を思ったか空き地に入り遊んでいた。夢はよく自分で制御できると聞くがそんなのではなかった。第三者っぽく自分が見ているだけよのうな感じだった。 で、いくらか遊んでいると、突然辺りが明るくなり始めた。その光は上から指していると気付き、すぐに上を見た。すると雲の間から神々しい光がさしていた。僕は手を伸ばそうとしたが、自分の体が動かないことに気がついた。これヤバイ!と悟った俺は暴れようとするが暴れることもできなかった。 そうこうしているうちに上の光が強くなっているのに気付き再度上を見ると… そこには仏様がいらっしゃった。。 もうなんて言い表せばいいかわからないほど温かく綺麗な姿だった。 僕がぼーっとしている間に仏様と僕との距離はどんどん近くなって来ていた。 僕は気づいた、あれ?なんかスピードはやくね? 明らかに早いスピードで雲に乗った仏様はこちらに向かってきていることがわかった。 やば!とっさに逃げようとするけど体が固まって動けない!ヤバイヤバイヤバイと焦っているうちに体の硬直が解かれるのがわかった。 僕はダッシュで空き地から逃げ、道路を走った。後ろに気配が感じる、どんどん近づいてくる!ヤバイ! と思った瞬間に目が覚めた。とても汗だくで、息がみだれていた。 で、翌朝。お婆ちゃんに言われたことがかなり印象的だった。 お婆「仏様に怒られたでしょ。」 だった。なんだかとても不思議な体験でした。

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