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厄年の影
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厄年の影

15時間前
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私は今まで「不運」というものを特に気に留めていませんでした。家族がわりと気にする方だったので、特に気にしていたのは義理の妹くらいです。ある日のこと、彼女が占いで「悪い年」と告げられ、恐れていたのを思い出しました。しかし、私にはそんな運命は関係ないと思っていました。

冬の夜、夫と共に高層ビルの一室で静かに過ごしていた時、何か不気味な感覚に襲われました。何もないはずのリビングに、ひんやりした空気が流れ込んできたのです。そんな中、夫が突然、肘を打って大声で叫びました。その瞬間、私の心臓が一瞬止まるような感覚を覚えました。

その翌日、夫は仕事中に思わぬ事故に遭い、軽いけがを負いました。ただの打撲と思っていましたが、その夜、彼が寝ている間にうなされている姿を見て、何かおかしいと感じました。彼の顔は真っ青で、まるで何かに取り憑かれているかのようでした。

次に、義理の妹が急に高熱にうなされ、病院で検査を受けることになりました。普段健康な彼女が、突然の苦しみに耐えなければならないとは、想像を絶するものでした。彼女の熱は下がらず、検査結果も異常なし。私は祈るような気持ちで彼女の回復を待ちました。

そして、夫の友人が突然、交通事故で大怪我を負いました。彼の話を聞くと、まさに私たちの家族が直面している不運の連鎖を感じました。何か悪いものが私たちに向かっているのではないかと恐れました。

最も恐ろしかったのは、義理の妹が出産時に異常を抱えてしまったことです。病院での出産は順調に進むはずが、突然のトラブルに見舞われました。彼女の赤ちゃんは無事に生まれましたが、その後の検査で重度の障害が残ることが分かりました。

私はついに恐怖に耐えきれず、占いで有名な占い師に会いに行きました。彼女の言葉を聞きながら、次第に心の中の重荷が軽くなっていくのを感じました。しかし、彼女が言った言葉は私の心に深く突き刺さりました。「あなたの家族には、何かが憑いている」と。

その後、私は再び冷たい夜の街を歩きながら、何も考えない時間を過ごしました。そうして、次第に日常が戻ってきたかのように感じていました。しかし、周囲の友人たちからは、同じような不幸話が続々と飛び出しました。入院、離婚、事故、すべてが私の身近で起きているかのようでした。

結局、占いなんて信じないと思っていた私が、実際に不運が襲ったことで、その恐怖を身をもって知ったのです。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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