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短編
とにかくわんわん泣いていた私〈コピぺ〉
匿名
とにかくわんわん泣いていた私〈コピぺ〉
短編

とにかくわんわん泣いていた私〈コピぺ〉

匿名
2017年11月28日
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祖母が他界(病院にて病死)した時の話。

臨終に立ち会った私は、ベットに横たわる祖母の遺体をみて、ショックと悲しさでわんわん泣いていました。あまりお見舞いにも行かなかったし、とか小さい頃たくさん優しくしてもらったのに、とか色々な思いが入り混じってとにかくわんわんわんわん泣いていた私。その場に立ち会った親戚達も一様に涙ぐんでいました。そんな時、私の背中をポンポン叩く手が。振り向くと、母(祖母の実の娘)がにこやかに微笑みながら天井を指差し、「ほら、おばあちゃんがみてるわよ。なんでそんなに泣くの?」「ほら、おばあちゃんに向かってバイバイしなさい」そう言いながら天井に向かってにこやかに手を振る母。昔からちょっと変わっているところがあったけど、母のその振る舞いに立ち会った医師も含めて、親戚一同和んでしまった。病室で遺体を囲みつつ、天井に向けて手を振る私ら親戚一同。

後日、「あの時、本当におばあちゃん天井にいたの?」と尋ねると母は、「そうよ。みんなが泣いているのを見て心配そうにしてたのよ。」と笑顔で語ってくれました。見送る側として、多少の後悔(もっとお見舞いに行けばよかった、とか)があったので、ちょっと癒された気持ちになりました。嘘でもありがとうお母さん。

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