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長編

夜の散歩

匿名 2日前
怖い 64
怖くない 49
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そんなに怖くないと思います。 どんでん返しとかはないです。 このサイトを使うのも、文章を投稿するのも初めてです。 ご了承ください。    当時私は中学2年生で、その日は2泊3日の修学旅行の前日だったんです。 修学旅行はお菓子もトランプ・UNOもOKというルールがあって、「俺トランプ持ってくる!」、「〇〇ちゃんUNO持って来てよ!」などの会話で、クラスは盛り上がっていました。 私は旅館の部屋が一緒のメンバーに「私、トランプとUNO持っていくね!」と言ったのですが、実際はどちらも持っていなくて、前日に購入する予定だったんです。 だけど前日、その予定をすっかり忘れていて、夜の9時になってやっとそのことを思い出しました。 どうしようと考えた結果、私は妹を連れて近所のスーパーに行くことにしました。 小さい頃よりも暗闇や夜への恐怖を感じなくなっていたので、大丈夫だと思ったんです。 妹は半ば無理やり連れて行って、スーパーへ向かいました。 私が住んでいる地域は田舎なので、街灯は少なかったのですがスマホのライトを利用して何とか近くまで進みました。 ある所で、全く街灯が無い道に差し掛かりました。 私は怖くなって、LINEを使って友達と電話をしながら進むことにしました。 でも、LINEって通話しながらライト使えないんですよ(私のスマホだけの可能性もありますが…) だから通話できたのは良いけど、暗くて私も少し怖かったんです。 でもせっかく電話に出てくれたのにすぐ切るのも悪いなと思って、通話しながら真っ暗な道を進みました。 何とかその道を抜けて、大きな池の間に一本道がある場所に来ました。 そこは少しだけ街灯があったので、私たちの恐怖も多少和らぎ、その一本道を歩きました。 何気ない会話を3人で交わしながら、ようやく広いところに出そうになったとき、妹が一瞬後ろを振り向くんです。 妹は少し前を歩いていて、私と顔を合わせるためかな?と思ったのですが、目線は私を見ていなくて私たちが歩いてきた道を見ているんです。 それから妹の様子がおかしくなりました。 発狂とか泣いたりではなく、急に歩くのが速いんです。 それに合わせようとしたのですが、持久走で走った時みたいにわき腹が痛くなって、「速い!もうちょっとゆっくり歩いて!」と言いました。 ですが一向にスピードを落とそうとも、こちらを向きもせず、無言で歩き続けるの

後日談:

  • 翌朝は妹と毛布の奪い合いになって、最悪の目覚めでした。 修学旅行は事故なども無く、ユニバーサルスタジオジャパンではしゃぎまくって、ものすごく楽しかったです。 トランプとUNOは、まずどちらも遊ぶ余裕は無く、時間外にお菓子を隠れて食べていました。 妹は「あの日から幽霊に敏感になった」と言っており、偶に私の部屋に来て「男の声が聞こえた」などを報告してきます。 私はあの日から幽霊に興味を持ち、見てみたいなーと思っております。 見た事が無いので、今のところ信じてはいませんが。 ここまで読んでくださりありがとうございました。

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