本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

短編
もなか
短編

もなか

2017年6月2日
怖い 608
怖くない 455
chat_bubble 1
6,103 views

「ねえ、お姉ちゃん。」

道を歩いていると、女の子に声をかけられた。ゾッとするほど美しい顔だちだ。小さな顔、白い肌に大きな黒目がちの目。赤すぎる唇や涼やかな眉は大人っぽいが、どこかあどけなさが残っている。オカッパに切りそろえた黒い髪。今どき珍しいが、よく似合っている。

そんな少女が言った。

「あたしの妹の名前、知ってる?」

「え?知らないよ」もちろん知るわけない。

「あのね…もなかっていうの。あのモナカと同じよ。」

「へー!いいなー。私、モナカ大好きなの。」そうなのだ。私はモナカが大好きだった。あのサクサクっとした感じとアンコの絶妙なバランスが最高である。

「え?お姉ちゃん、もなか好きなの?じゃあ、あげる。じゃあね。」

「あ、えと…?」私はこころなしかワクワクしていたので、モナカを貰えなかった時にガクッとした。

そして、家に帰った。部屋に入るとものすごく寒かった。冷気は部屋の奥からくる。

「もしかして…クーラーつけっぱなし?」部屋の奥に行くと、冷蔵庫が空いていた。そして、中にはとても美味しそうなモナカが…もちろんお菓子だが。すると、あの女の子の声がした。

「もなか、好きなんだってね。だから、モナカの代わりにもなか貰って?」

「え?ちょっと待って!」

声はもうしない。しょうがない。モナカを頬張る。

モナカは驚くほど美味しかった。これ以上美味しいモナカは食べたことない。濃厚なアンコもとても美味しい。あっという間に平らげ、私はゴロゴロし始めた。すると、「ズル…ズル…」と音がする。

振り返るとなんと、女の子らしき物があった。らしき、と言うのは顔は昼に会った女の子と似ているが、体はボロボロ。オマケに、体全体の左側が崩れていた。「いやあああああ!」思わず叫んだ。すると、女の子が言った。

「もなか好きって…言ったれしょおおおお!」舌足らずだが、恐ろしい。

「ごめんなさい!私、お菓子のモナカを好きと言ったの!」

「なぁんだゃ。」そう言い放つと、女の子…もなかちゃんは消えた。

これだけです。読むだけでなく、想像してみて下さい。かなり怖いとおもいますよ?

1 / 1

後日談:

後日談はまだありません。

アバター 001_009

はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 5
怖い評価 3.3k
閲覧数 47k

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(1件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.1.71

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 禍禍女
  • 心霊スポット
  • 意味怖

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...
chat_bubble 1