新着 短編
「お爺さん、まだ真夜中ですよ。」

当時は71才男、ある晩のこと。
私はまだ暗いうちに目が覚めて、そろそろ仕事の用意でもするかなと起き上がると。
「お爺さん、まだ真夜中ですよ。」
と隣りで寝ていた妻が言った。
「おお、そうか。」
再び床につく私は、寝れないと思っていたがいつの間にか眠っていた。
朝、目が覚めて隣りを見るとそこには誰もいない。
それもそのはず、妻は2年前に病気で死別したのだ。
朝、目が覚めてようやく気がついた。
昨晩、私に「まだ真夜中ですよ。」と妻の声が聞こえたのは聞き間違いではないはずだ。
そして、そのときはなぜか少しも不思議に思わず眠りにつく私だった。
あれ夢だったのだろうか。
1 / 1
後日談:
後日談はまだありません。
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(0件)
コメントはまだありません。

