
長編
コピペ 折詰
匿名 6時間前
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らをガンガン蹴ってたんだよ。
借金かなんかでヤクザとトラブったのかと思った。
しばらくあんたの顔も見なかったし。
でも、あんたも戻ってきたんだしね。詮索はしないよ」
帰ろうとするお隣の人を引き止めて聞いた。
「それはいつ頃のことですか」
「八月の終わり頃と、先週くらいかな。
先週のは、随分しつこく蹴ってたから、
警察呼ぶぞ、って言ってやったら、すぐ引き上げたみたいだな。
……もしかして、知らなかった?」
俺が半笑いな感じで頷いたら、お隣の人は無言で出ていった。
俺も即、部屋をでた。
それから、カプセルホテルとかを転々としてる。
実家にまた戻るのがいいんだろうけど、よくわからない災いをもたらしそうで、正直怖い。
とにかく、消息不明の友人に話を聞くのが解決の近道だと思って
学校の知人と連絡を取り合ってるが、いまだ音信不通。
どうしよう。
―――――――――――――――――――
【更に三週間後の書き込み】
すいません。以前、中華屋で折り詰めを貰ったものです。
消息不明の知人が、自殺していたことが判明しました。
俺は学校を辞めました。
アパートも引き払いました。
多分、これで終わりになるでしょう。
俺が消息不明の友人と何とか連絡を取ろうとしていた時、頼りにしていた奴がいた。
そいつは、友人とは古くからの付き合いで、そいつならば、友人の居場所の見当もつくんじゃないか、俺はそう思ってた。
アパートから二度目の逃亡で、カプセルホテルに滞在中、そいつから携帯に電話があった。
「お前に嘘をついていたことを、まずは謝る。
実は俺はお前から友人のことを聞かれた時には、友人が自殺したことを知っていた。
車庫で首を吊っていたそうだ。
通夜の晩、俺は親御さんから呼ばれて、別室で話をした。
親御さんは、自殺する理由がどうしてもわからない、とおっしゃる。
俺も、まったく思い当たることがない、と答えた。
すると親御さんは携帯電話を俺に見せた。友人の携帯電話だ。
握りしめたまま息絶えていたそうだ。
遺書らしきものはなかった。
もしかすると、この携帯になにかメッセージがあるのではないか。
そう親御さんは考えて、俺に確認してくれとおっしゃった。
俺はちょっと奇妙な感じがしたが、親御さんに機能と操作を説明しつつ、データを確認した。
録音もなし、メモもなし。
次に発信履歴を見た。そこには
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- ?????わいざ
- ?????わいざ
- なんのはなし?環七
- (・◇・)中華屋さんがヤ〇ザ? 前になにかで読んだ気がする。 折詰を食べるか持ち帰ると借金取りみたいのが来て捕まると内臓売られる 都市伝説みたいな話…イリミナ
- 酷いとばっちりですね。私も気をつけます。たりた
- これは一体どーゆー意味?g