
中編
寮には
匿名 3日前
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今から14年前の話になります。
看護学校に入学して
看護助手で働きながら学校に通うため
当時は病院の寮(アパート)に住んでいました。
寮には看護学校の先輩や同期や病院の看護師さん等が入居していました。
寮に入居前に両親と3人で内見に
行きましたが、部屋の雰囲気に
違和感を持ちましたが、とりあえず
あまり考えずに翌日から入居開始しました。
当時は毎日、学校と病院勤務で
忙しく朝7時から病院勤務で10時に切り上げて12時から17時まで看護学校、月曜、水曜、金曜は準夜勤の為18時から23時まで勤務でした。
土曜は9時から12時まで学校で、終わってすぐ病院勤務でした。
日曜も月に2回9時から18時勤務でした。
勉強もしないといけないし病院勤務も大変だし、ゆっくり寝れない日々を過ごしていました。
ある程度学校と病院勤務の要領を掴めた頃に病院勤務先で機械説明指導等を
担当してくれた技師さん(男性)と仲良くなり食事に行くようになり、お付き合いする事になりました。
彼とお付き合いしてから自宅に戻るのは
午前中病院勤務後に自宅に戻り学校の準備して学校へ行き彼が準夜勤の日は彼の自宅に行ってたので自宅で過ごす日が、ほとんどなくなってました。
ある時、準夜勤が終わって看護学校の先輩と同期と4人で寮に帰ってると、先輩がふと「夜いつも○○ちゃんの部屋の電気付いたり消えたりしてるよ」と教えてくれました。
私は最近は夜自宅に居ることがあまりなかったから電気切れかけてるのかなぁと特に何も考えませんでした。
その後も先輩や同期に同じ様な事は言われましたが
私が夜、自宅に居ても電気がついたり消えたりとか全くないのです。
ある時、午前中病院勤務が終わり寮に戻ると、部屋の雰囲気がとても微妙でした。
そのまま準夜勤に行き、また寮に戻って
お風呂入って寝る準備をして部屋の電気を消してベッドに横になりました。
数分後にベッドの横に置いてた紙袋が突然「カサカサ」「カサカサ」っと誰かが触った様な音がして、びっくりして起きて電気を付けたけど何もなくて、、、何の異変もなくて、、、。
でも、ものすごく怖くて寝れないから
ずっと起きて過ごしてました。
この日から自宅が怖すぎて夜は毎日、彼の自宅で過ごして自宅に戻るのは学校の準備の時ぐらいになりました。
久しぶりに実家に帰省してる際に
私の部屋の下の部屋に入居している先輩から連絡がきました。
「○○ちゃん!!
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