
中編
列車事故
匿名 3日前
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と何故かもう姿はなく、女の子のいたところには黒い汚れ?シミ?のようなものが広がっていました。
「ええか?後ろにつくまで絶対振り向いたらあかん」
そういうおばあちゃんはとても優しい笑顔で私に手を振ってくれました。少し亡くなった祖母に似ていました。
おばあちゃんの言うとおり電車の最後尾まで歩くことにしたのですが、私の真後ろからさっきの女の子の声がします
「お姉ちゃん、〇〇(おそらく自分の名前)この駅でお母さんとはぐれちゃった、一緒に探して」
女の子には悪いなと思ったけれどおばあちゃんに言われたように後ろも向かず前を見て歩きました。
すると後ろから聞こえてた声が横から聞こえるようになりました
見ちゃいけないんだけど足元だけ横を見ると
真っ黒い影が私の横について歩いています
怖くなって耳を塞ぎ奥へと歩いていきます
その間にも女の子は私に何かを言ってきます。
最後尾の扉を抜けた瞬間何も聞こえなくなりフッと軽くなりました。
信じられないですけど、周りの景色は暗くなっていて
最寄をちょうど発車するところでした。
慌てて飛び降り周りを見渡しましたがいつもの最寄駅です。
時間を見ても11:30ほどで、何もおかしい所はありませんでした。
そのまま献花台に立ち寄り今朝お参り出来なかったこともありお参りをして帰りました。
それ以降同じ路線、電車に乗っていますが何もありませんでした。
あの女の子について駅を降りていたらどうなってたのかと思うととても怖いです。
纏まりのない文章を読んでもらってありがとうございました
誰かに聞いてほしかったんです。
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