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長編

お金持ちの同級生

ちびまる 3日前
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イレから伊作さんが帰ってきました。 「お爺さんらしき方に会ったよ」 「え?」 伊作さんの祖父は瓦職人で日焼けしてよく作業してるのでわたしもよく知ってる。 「初めて見る人」 「え、、うそ、、出てきてたの?」 それから、友人はしんみりとして、 「誰も今まで上げたことないんだけど私の部屋見に来る?」と言いました。 そんなに見たくもなかったんだけど、真由と私は是非といいました。 長い廊下を渡ったあと、台所からお母さんが顔を覗かせて 「え?部屋にあげる気?大丈夫なの?」と何度も伊作さんを引き止めようとしてました。 「大丈夫だよこの子たちは」 「あーじゃあ食事運んどいて」 給食で使うようなお盆に、犬用のエサ台とドックフードのようなものと牛乳がかけられていました。 階段は西洋の石造りみたくなっていて、二階から3階の階段はしたのスペースが牢屋のようなってて、20歳くらいの男性が裸になって入ってました。  私達を見ると奇声をあげて興奮し、格子をガシャガシャと揺らしていました。男性の精の香りがする毛布の近くにはヨレヨレになった雑誌があり、そこには肌がの女性の写真がありました。 友人は足もとの30センチの隙間からトレイを差し込んで、「私の友達だからね、お兄ちゃん、、やめてね」 と消え入りそうな声で言いました。  伊作は今までお父さんも一人っ子、伊作自身も一人娘と聴いています。  お兄さんがいたなんて、、  ななめ向かいのもう少し離れたところにもう一人のお兄さんが牢屋に入ってました。こっちは暴れていなくて大人しそうでした。  衝撃をうけたまま、伊作のこじんまりとした6畳の部屋にはベッドと沢山のかわいいぬいぐるみがありました。  「男子がこの部屋みたら私のこと可愛いって思ってくれるかな?まあ呼べないんだけどね」 と言ってぬいぐるみを抱きしめて泣いていました。  私は気の済むまで3人でその部屋でお話をしていました。  後日、伊作の家の前を通り過ぎると、近所の主婦が井戸端会議会議をしてました。 「この家怪しいのよ、戸籍に載ってない男性がなん人も居るのよ、ここのお父さんの兄が何人も殺してるのよ。でもお金持ってるし、ここ顔広いから殺られた方は泣き寝入りよ」「怖いわねー」「家から出てこないから行かなければなんてことないんだけどね」「昔は結構殺される人ちょくちょくでていてさ」「お誕生日会とかしてるんてしょ娘さんの、、一体何考えてるのかしら?何かあった

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