本当にあった怖い話

怖い話の投稿サイト。自由に投稿やコメントができます。

新着 短編
山の小屋の話
山の小屋の話
新着 短編

山の小屋の話

20時間前
怖い 0
怖くない 0
chat_bubble 0
44 views

数年前の冬、友人と共に山村を訪れた時のこと。私たちは観光名所として知られる古い祠を目指していた。友人たちはただの観光気分だったが、私はある理由からこの場所に来た。昔、ここでの出来事が心に引っかかっていたからだ。

雪がちらつく中、山道を進んでいると、次第に周りの景色が白く霞んできた。祠の存在を確かめるため、私は一人で急ぎ足で進んだ。やがて、目的の祠に到達し、心の中で謝罪の言葉を捧げた。

その途端、雪が激しく降り始め、視界が遮られた。道が分からなくなり、急いで戻ろうとするが、足元の雪に足を取られた。思い悩んでいると、突然、目の前に小屋が現れた。壁には「米酒、あり〼」と書かれた布が垂れ下がっていた。

「すみません、避難させてください!」と声をかけると、中から老人が現れ、「どうぞお入り」と優しい声で迎え入れてくれた。暖かい部屋の中で、米酒を振る舞われながら、老人は私たちに話しかけてきた。

「この場所は、昔から神聖な場所なんだ。お前さんは何を謝りに来たのか?」と問いかけられ、私は思わずその理由を口にした。すると、老人は微笑んで言った。「神様は、すでにお前を許しているよ。」

その後、外に出ると雪は止んでいて、道ははっきり見えるようになっていた。「まっすぐ進めば帰れる」と言われた通り、私たちは歩き出した。だが、いつの間にか、村の本殿の裏に出てしまった。

村の人に小屋のことを尋ねると、そのような場所は存在しないと言われた。何度も探し回ったが、その小屋は今も見つからない。私たちの心に残ったのは、あの老人の声と、帰り道の謎の明るさだけだった。彼は一体、何者だったのだろうか。私たちは未だにその答えを探し続けている。

私の謝罪は果たされたのだろうか。彼の言葉は本当に神の導きだったのか、それともただの幻想だったのか。雪の降る山道を思い出すたびに、背筋が寒くなる。

あの小屋の正体、そして私の謝罪の真実は、今も霧の中に隠れている。

1 / 1

後日談:

後日談はまだありません。

アバター 001_001

はじめまして、よろしくお願いします。

投稿数 4
怖い評価 3
閲覧数 247

この怖い話はどうでしたか?

f X LINE

chat_bubble コメント(0件)

コメントはまだありません。

0/500

利用規約をよく読んで、同意の上でコメントしてください。

・連続コメントは禁止しておりますが、新規登録・ログインすることで、連続コメントも可能となります。

お客様の端末情報

IP:::ffff:172.30.0.36

端末:Mozilla/5.0 AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko; compatible; ClaudeBot/1.0; +claudebot@anthropic.com)

※ 不適切な投稿の抑止・対応のために記録される場合があります。

label 話題のタグ

search

【参加型】投稿企画・タイアップ企画

  • 学校
  • 心霊スポット
  • 意味怖
  • 禍禍女

一息で読める短い怪談

読み込み中...

じっくり染み込む中編怪談

読み込み中...

深夜に読むと戻れなくなる長編怪談

読み込み中...