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短編

憑霊

匿名 2日前
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これは、私が大学時代に体験した恐ろしい話です。 埼玉の古いアパートで一人暮らしを始めた私は、ある日、友人からこんなことを言われました。 「あんた、気をつけた方がいいよ」 そのときはよくその意味がわかりませんでした。 それから私はとくに事故も病気もなく、普通の大学生活を送っていました。 しかし、その間も友人は私を心配するようにしきりに声をかけてきます。 「本当に最近、何にもない?」 「もし何かあったら私に言って」 私はだんだんと気になり始めました。 あるとき私は友人にそのことを聞きましたが、詳しい返事は渋るばかりで何も教えてくれませんでした。 彼女が何か言いかけたこともありましたが、たいていはそこから黙ってしまい、話題を変えてしまうのです。 そのうち、友人はとくにその話題についても触れることはなくなりました。 私もなんだかよくわかりませんでしたが、気にならなくなってしまいました。 そして月日は流れて、大学の卒業の日。 卒業式が終わり、私と友人は私のアパートで思い出話に花を咲かせていました。 ふと、友人がボソッと呟きました。 「ねえ、やっぱり教えて欲しい?」 彼女が教えてくれた話、ずっと言いたくても言えなかった話。 それは、 この大学生活の四年間の間、ずっとずっと私の背後にぴったりとはりついていた女性のことでした。

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  • で? 気になる霊障とかないから放置なの?
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