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短編

引越し先

匿名 2016年6月12日
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知り合いのK一家が引越すことになり私達は家族全員でその引越しの手伝いをすることになりました。 二階建ての一軒家に引越すとだけあってかなりの重労働でKの友達や親戚などたくさん手伝いに参加していました。 Kには子供が3人いて一番下の子はまだ3歳でした。 初めての二階建てということもあり、子供達はすごくはしゃいでいて意味もなく階段を上り下りしたりして大人達に「邪魔!」と何回も怒られていました。 だんだん荷物も片付いてきたころ、階段でダダダダ!とものすごい音と共に子供の泣き声が響きました。 急いで見に行くとKの一番下の子供が階段から落ちたらしくおでこに大きな痣を作り大泣きしていました。 Kは急いでその子を抱き抱え病院に連れて行きました。 すると引越しの手伝いに来ていたKの親戚のおばさんが階段を見てボソッと 「やっぱりここいるよ」 と言いました。 そのとき私は怖いと言うよりイラッとしました。 私の職場で2、3年前まで働いていた女の人でとてもかまってちゃんな人がいました。 その人は自称霊感があり、職場のかっこいい男の人に「何か憑いてる!お祓いしてあげるから今日家行っていいですか?」としつこく言ったりしていてとても嫌われていました。 イラッとしたのはその人のことを思い出したからです。 私はKの親戚のおばさんに「霊感があるのか知らないけど、そんなこと引越したばかりの家で言うのは失礼じゃないですか?子供達も無駄に怖がってしまうだけですよ」と注意しました。 そのおばさんはキョトンとして 「えっと、滑り止めいるよって意味よ?」 と言いました。 あのときほど怖くて恥ずかしい思いをしたことはないです。

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