
短編
死者の思い!
稜 2日前
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二十台の頃、親父と東京で左官をしながら働いて、田舎の家族へ仕送りしていました。田舎の家族から、親父の叔父が亡くなり、葬儀の連絡がありましたが、お客さんの都合で親父が行けなく、代わりに私が葬儀に行くことに、葬儀の当日は何事もなく終えました。数ヶ月が立ちお盆休みで帰郷、明日叔父さんの仏前に線香をあげ、手を合わせたからと、後日親父を連れて行き、線香をあげ手を合わせた後 、お茶を頂きながら話しをしている時、親父と同時に仏前に目が、線香の煙が顔の形なり、此方に向かってくる のに気付き慌てるようにその場を後にしました。親父が言うには、私達ととても仲が良かったので、もっと側に居たかったのではと言っていました。亡くなっても思いは残るものだと、身を持って感じた瞬間でした。
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- 感動しました❗チョコラBB
- あぁー。。ママ
- いい話、叔父さん嬉しかったんですね。良かった……匿名
- いい話、叔父さん嬉しかったんですね。良かった……匿名