
私たちが肝試しに行ったのは、廃校となった古い学校だった。冬の夜、雪が降る中、私と友人の二人は懐中電灯を照らしながら、校舎へと入っていった。静まり返った廊下には、かつての生徒たちの笑い声や、授業の声がまだ耳に残っているようだった。
友人「ここ、本当に大丈夫かな?なんか嫌な感じがする。」
私「大丈夫だよ!ちょっとだけ探索しようよ。」
そう言って、私たちは奥へ進んだ。すると、階段の上に一枚の古びた写真が落ちているのを見つけた。
友人「何これ?昔の学校の写真?」
私たちはその写真を拾い上げ、じっくり観察した。そこには、見知らぬ女の子が笑顔で映っていた。しかし、写真の周りには、「立ち入り禁止」と書かれた張り紙があったことに気づいた。
友人「この子、どこかで見たことあるような…」
その瞬間、急に廊下の奥からかすかな声が聞こえた。
「遊ぼう…」
私たちは振り返ったが、誰もいない。ただ、冷たい風が吹き抜けるだけだった。
友人「もう帰ろう、気味が悪いよ。」
そう言って、私たちは急いでその場を離れた。あの声が気になりつつも、恐怖に駆られていた。
翌日、学校に戻った私たちは、廃校のことを話題にした。すると、先生が驚いた様子で、あの学校には、昔、一人の少女が行方不明になってしまったという話があると言った。
友人と私は顔を見合わせた。あの写真の中の女の子が、もしかして…?
学校が閉じられた理由は、彼女の行方不明の事件があったからだった。私たちが見たのは、単なる噂ではなく、彼女の霊だったのかもしれない。
その後、私たちはあの出来事を二人だけの秘密として心に留めることにした。夜の廊下で聞いた声は、決して忘れられないだろう。
それから数年後、廃校が解体されることになった。しかし、解体作業の最中、作業員たちが奇妙な現象に悩まされ続けたという。彼らは、何度も「遊ぼう…」という声を耳にしたと、噂されている。
後日談:
後日談はまだありません。
この怖い話はどうでしたか?
chat_bubble コメント(0件)
コメントはまだありません。



