
短編
こっくりさん
匿名 2日前
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これは私とその友達が体験した話です
このお話は…以前、流行りの「こっくりさん」と言う、遊びが…あったのです。
この話を聞いた明日菜ちゃんは、
「放課後、×◯公園で、こっくりさんや
ろうよ。」
と、誘ってきたのです。
勿論、近くにいた子も同様に、「お願い」と、しつこく誘って来たので、私は仕方なく誘いを受けました。
しばらくして…公園に着きました。
辺りは、夕焼けに差し掛かって来たので、「こっくりさん」を素早く終わらして、家に帰ろうと、思っていたのです。
「こっくりさん」を淡々としていき、準備が整いました。
そして、1人1つの質問を約束し、こっくりさんを呼び出しました。
最初は失敗しました。が、無反応。
2度、3度と繰り返しますが、10円玉が動く気配すらありません。
皆んなは、諦めながらも懸命に、これで最後にしようと、呼び出すと、うんともすんとも動かなかった10円玉が、微かに動き出しました。
ゆっくりと「はい」に動くコインを見て、誰かが動かしていないか会話しますが、勝手に動いている様だったのです。
一人一人の思い思いの質問を聞きます。
明日の天気や、好きな人、嫌いな人など
他愛ない質問ばかりで、次第に最初の雰囲気から変わり、面白半分でやっていました
しかし、ある子がこっくりさんの質問をし「こ・ろ・す」の文字が順番に移動し、直後に、大きな雨と、激しい雷が発生しました。
私達は、こっくりさんの途中で指を離すと、走って10円玉を握りしめ、立ち去り、店の中の大人の人に尋ねました。
その時にはもう、雨と雷はやみ終わっていました。
不思議な事に、地面には雨の降り終えた痕跡が、なかったのです。
私達は怖くなり、咄嗟に家に帰りました。
次の日の朝、いつも通り学校に行くと、ある「こっくりさん」をしていた子が、学校に来なくなりました。
その子は、帰り際に交通事故に遭い、車に跳ね飛ばされたのです。
勿論、その子だけではありません。
「こっくりさん」の指を離した人達全員、行方不明、交通事故、事故、死亡が確認されたのです。
私と、明日菜ちゃんは偶々奇跡的に、生き残っていたので、もう…この遊びはしてはいけない事、こっくりさんの真実をこっくりさん本人に聞いてはならない事、こっくりさんの紙を燃やして、10円玉はその日に使い切るなど、決意しました。
後日談:
- こっくりさんは、怖い・恐怖の死の幽霊を呼ぶ、禁断の遊びです。 あ・そ・びだからって、決して手が滑ってまで、やらない様に気おつけましょう。 こっくりさんを呼ぼうと思っていた所が、違う幽霊まで呼んでしまう可能性が、有りますのでこの遊びはやらないで下さいね。
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chat_bubble コメント(2件)
- 怖すぎる、、、謹次
- ?11111うう