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長編

視線を感じる

えい 3日前
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らお湯が出る様に作り替えられていた為、浴槽を洗った後に、お湯と水を出して詩音は、居間に行きテレビを見ていた。 暫くすると庭から父親と莉音の声がして、詩音はテレビを消して、庭に出た。 近所の人に借りた、鍬で不器用な手付きで、笑いながら、土を耕していた…つもりの様だったが、詩音には、穴を掘っている様にしか見えなかったらしい。 丁度その時、家の前を通り掛かった農家の方が、何をしてるのか?と聞いてきた。 父親は、「花壇と家庭菜園がしたくて、耕そうとするんですが、中々…。」 と笑顔で話すと、農家の方が敷地に入って来て、笑いながら、それじゃダメだと、こうして使うんだと教えてくれた。 庭から楽しげな声が聞こえてきて、母親が庭の方へ顔を覗かせると、近所の人と父親と娘達が、笑いながら地を耕していた。 お茶を淹れて、お盆に乗せて縁側から声を掛けた。暫く談笑をして、近所の藤田(仮)さんは、帰えって行った。 莉音は「色んな事、教えてくれたんだよ。」とはしゃいでいた。 それから、家族総出で、笑いながらなんとか花壇らしきスペースと家庭菜園用のスペースを作った。 昼過ぎに、自転車が届き二人の娘達は、早速、近所を探索しに出掛けて行った。 30分くらいして娘達が帰ってきて、少し遅い昼食を軽く済ませた。 明後日から、詩音と莉音は、新しい学校に転校する事になっていた。 使う教科書等は、以前使っていた教科書で大丈夫だと言われていた。 新しく揃えるとなる物と言えば、制服ぐらいな物だった。 そうして、新しい生活がスタートした。 1週間もすると娘達には、友達も出来て一緒に遊びに行くまでになっていた。 以前は共働きだったが、引っ越してから、1年は母親は専業主婦として、家に居る事になり、父親は、以前勤めていた会社の支社が隣町にあり、そこへ転勤した。 そうして、新しい生活にも慣れて来た数ヶ月後、最初は、莉音が言い始めた。 莉音「お母さんが買い物行ってる時さぁ莉音が一人で居たら、なんか変な感じがするんだよねぇ。」 母親「変な感じって?」 莉音「ん~とねぇ…なんか誰かに見られてるみたいな感じかなぁ?」 母親「自分の部屋で?」 莉音「ううん、何処でも。でも誰も居ないのに変でしょ?」 母親「気のせいとかじゃないの?ここ静かな町だし。昼間はみんな農作業や会社に行ったり、学校行ったりしてて、人の声も疎らだし…。」 莉音「ん~…そ

後日談:

  • 話の流れでは、莉音が先に気付いた様に書きましたが、実は詩音の方が先に気付いていた様です。 誰にも言わなかったと言ってました。

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  • 紫雲さん、相変わらずの読み手がまるで そこにいるような臨場感でゾ〜…っとします。怖いですね。 続編 楽しみに待っています。
    K
  • 小説のように分かりやすく背筋が凍るような怖い話でした。原因は呪物のようなものでしょうか?続きが気になります。
    ななみん
  • 勝手に読んで、勝手にストレス感じて、それをわざわざ書き込むとか、暇人にも程があるな。
    ポルポトはサル
  • 初めて読んだけど文脈がおかしかったりして少しストレスを感じた・・・
    あい
  • このご時世だとコロナ関係で医療関係者は忙しいですが、『病は気から』というように霊能力関係でもコロナ影響はあるんでしょうかね? 人様の死を願う呪いは幾多もあることですし
    通りすがりの喫煙者
  • 紫雲さんのお話大好きです。続き楽しみに待ってます。
    あい
  • 続きが気になります
    陸奥
  • 霊道ってどうすれば対処できるんだろう? 先の話が気になりますね。 楽しみにしてます。
    たくまん
  • かなり怖かったです…ゾゾっと来ました。
    しゆか
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