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少女を連れて散歩し、ボートに乗った
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少女を連れて散歩し、ボートに乗った

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(「チョーカーを身につけた白いワンピースの少女」の続き)

・・・

その日の夕方。

「おまたせ!」

桜子はエプロン姿でシチューなどの料理を運んできた。

大村は

「おいおい、料理まですんのかい?面白い女だな!」

古川は

「まぁ、彼女がやるって聞かなかったんですよ!」

大村は

「お前、誘拐されたんだぜ?分かってんの?」

首にチョーカーをされている桜子は少し気まずそうにしながらも

「知ってるよ!でも私、何もしないでいるほうが嫌だし・・」

そして、嬉しそうにキッチンに戻って行く桜子。

ようやく3人の間に笑顔が見えてきた。

そのあと大村はスプーンを口にしながら微妙な顔をした。

「あの子、料理はイマイチだな・・」

やたら大きい具材や独特な切り方の野菜が入っているシチューを口にしながら古川も

「やっぱりそうですよね・・」

「ピアノが弾けるあたり女の子らしいって思ってたんだけどな。」

・・・

朝日が上り目を覚ます桜子。

蝉の声の聞こえる清々しい夏の朝だった。

桜子は、古川たちが用意した白のノースリーブに黒のスカートという昨日とはまた違った服を着た。

首に身につけるチョーカーは古川の持っている鍵でのみ取り外しができ、同じデザインで別のチョーカーにつけかえることもあった。

そして階段を下り、

古川は桜子のノースリーブの姿、そして似合っているチョーカーが可愛く感じ見惚れていた。服の胸の膨らみやおろした長い髪など、女の子らしい魅力がまた感じさせるものがあった。

朝食は大村も含めた3人だった。

朝食を終えると大村は仕事があるのかどこかに出かけていく。

桜子は古川とずっと2人きりだった。

2人で掃除などの家事を終えたあと、

「桜子さん、少し散歩に行きませんか?」

「散歩?いいね!」

すると古川は、桜子のチョーカーにつけるチェーンを取り出した。

「え、それって・・」

「だから『散歩』だって言ったでしょう?桜子さん。」

桜子は躊躇したが古川には逆らえず、チョーカーに鎖のリードをされて歩いていた。

こんなふうに首輪の鎖で外を歩くのはやはりペットそのものだった。

桜子は古川とともにペンションの周りを歩いていた。

明るい木漏れ日の中で歩く気分は悪くなかった。

古川のペンションの近くは古川の言っていた通りほとんど何もなかった。

少し歩くと池があった。

池のほとりには、桟橋とボートがあった。

ボートはあるものの他に漕いでいる人もいないし、ボートの管理人らしき人もいない。

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はじめまして、よろしくお願いします。

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