
長編
仮想世界(意味怖)
匿名 3日前
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かが私の元にきた。
そのあと、話しながら教室に向かう。
果帆の友達も割と可愛い子が多く、まだ20才前後の現役女子大生たちだ。
女の子同士だからか、教室ですぐ隣に座ったりとやたらパーソナルスペースが狭い。
ときどき女の子たちの体が触れたりして、ワクワクしていた。
昼休みも女の子同士で集まって学食へ。
今の体が女のせいか、パンケーキなどの甘い軽食っぽいものが食べたくなった。
学食で一緒だったのは、果帆のグループなのか教室にいたのと同じメンバーだった。
午後も同じように教室に向かい講義を受けた。
・・・
夜、家に帰ってくると、冷蔵庫にあるものを使って軽く夕飯を作る。
包丁捌きとかなんか器用な感じがした。
サラダのような健康的なものや、パンなどの軽く食べやすいものを食べた。
男のようにご飯大盛りで肉ガッツリなんてとてもできそうになかった。
体が女だと、気持ちや考え方も変わってくるんだなって改めて思った。
・・・
次の日も女子大生としての学生生活が続いた。
基本は女子グループで行動するが、男子学生から話しかけられる機会も多くあった。
やっぱり果帆みたいな可愛い女の子だったら、男の子たちも興味持つんだなって思っていた。
あるとき、廊下をたまたま一人で歩いていると、同じ学科の男の子の遼馬が俺に近づいた。
「あ、果帆ちゃん!」
「どうしたの?」
遼馬は少し緊張した感じだった。
遼馬は果帆と関わりのある男子の中では割とかっこいい方だった。
「今日の午後、暇?」
「どうして?」
「俺と映画でも見に行かない?」
デートへの誘いだった。
悪くは無さそうだし、女としてデートするのも面白そうなのでOKした。
午後の講義が終わったあと、遼馬と映画館へ。
費用はほとんど彼が出してくれた。
手を繋いだりはしないが、すぐ横に遼馬がいてなぜかドキドキする俺。
今の体が女だからか、男が近くにいるとドキドキしていた。
映画が終わると、遼馬と夕食をともにする。
何かいいムードだった。
帰り道はさらに遼馬と距離が縮んだ感じがした。
俺が遼馬の手を握ったりすると喜んでいた。
そして次に会う約束などをして、それぞれの家に戻る俺たち。
・・・
次の日も俺は、遼馬と会った。
街で雑貨屋や衣料店が並ぶお洒落な通りを歩いた。
気がついたら彼とだんだんと距離が近くなっていて、体を寄せて歩いたりしていた。
だが遼馬と一緒にいることに何故かどことなく違和感があった。
帰り道、
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- 「どこかでお会いしました?」ってちょっと不自然