
中編
ある病院で。。
匿名 2日前
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もうかれこれ20年以上前の前のお話です。
私は次男を妊娠して、もうすぐ出産という冬にインフルエンザに罹ってしまいました。
出産のため、里帰りをするはずが急遽、入院、、、
それまで定期健診に通っていた近くの国立病院の6人部屋に一人で過ごすことになりました。
高熱と、不安でなかなか眠ることができずにいました。
しばらくしたら、目をつぶると瞼の裏がぐるぐると回ります。
そのぐるぐるに吸い込まれるような感じになったかと思うと
病室に私は横たわっている感覚が戻りました。
その時、病室の扉が開きました。
私は看護師さんが来てくれたのかと思い、扉の方に目を向けると
たくさんの人、子供から老人がぞろぞろと部屋へ入ってきます。
えっ?こんな時間に、どうして?
混乱する私のベットに向かってみんな歩いてきます。
私は身体を動かすことができません。
みんな、手に白い布切れをもっていて、それを私のベットに
かけていくのです。
何人も、何人も。。
助けて~~~
私は動かぬ身体を動かし、思い切り叫びました。
すると、また目の前がぐるぐると回りはじめ、私はようやく
目をはっきりと開けることができました。
全身、汗まみれでした。
枕元のナースコールを押して、着替えたいと伝えました。
本物の看護婦さんが着替えとタオルをもってきてくれ
介助してくれましたが、私は朝になるまで、目を閉じることができませんでした。
翌日、やってきた夫に告げると
「熱に魘されていたんだよ」
と、取り合ってくれませんでした。
熱も下がり、おかゆも食べられるようになり
お腹の子供の検査も終わったらあと2.3日で退院できるでしょうと言われたので
きっと、熱のせいだと思うことにしました。
しかし。。。その夜です。。。。
熱が下がっていました。
眠れなかったと言ったので睡眠薬も処方されたのでしょう。
最初は、すぐに眠りました。
が、ふと目が覚めて、
あれ、なんか変な感覚だなと思った瞬間
今度ははっきり意識がありましたが、目の前がまたぐるぐると回りだし
私はその渦の中に吸い込まれたのです。
でまた気が付くとベットに横たわっています。
また扉が開きました。
今度は全員、軍人です。
それも、外国人?
みんな、自分の来ているマントのようなものを
私の上にどさどさと乗せていきます。
濡れているのか、かなりの重量です。
それから、私の顔を覗き込むように顔を近づけます。
恐怖とそ
後日談:
- この病院は今では小児医療の日本の中心となっている病院です。けれど、入り口に植えてある木は当時からそのまま、その場所にあり、霊感の強い人には、木の周り、木の上にもたくさんの人、大人、子供、軍人が見えるそうです。だから、あまり近寄らないようにしています。
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- 夫にお守りを持ってきてからは、大丈夫だったのかな?本当の恐怖物語