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女友達③(卒業論文提出とクリスマス・イブ)

友達と街の繁華街を歩いていると、カップルたちが多い。
今まで忙しくて意識してなかったが、そういえばその日はクリスマス・イブの日だった。
俺たちは何気なく歩いていて、街のイルミネーションが綺麗だった。
良さそうな店はどこも混雑していて入れなそうだった。
当たり前といえば当たり前だが。
俺たちは比較的入りやすそうな居酒屋に入った。
クリスマスに男女が入るところとは少し違う感じがしたが、別にカップルでもないしそれ程気にしなかった。
テーブルの横にあるタブレットでメニューをみると、割と美味しそうな料理が並んでいた。
俺は友達とメニューを見て確認しながら、食べたいものを注文した。
ステーキとか刺身とか豪華なものを注文したが、アルコール類はお互いに注文しなかった。
注文したものを食べながら「美味しいね!」「頑張った甲斐あったね!とか久しぶりの贅沢を楽しんだ。
食事のあとはデザートなどを注文して、そのあとはテーブルが空になってもずっと話していた。
3時間以上はいただろうか。
友達と話す中で、改めて相手は大学で一番の親友だったなと実感した。
そして今までの感謝の気持ちや大学時代の思い出の話になった。
目元が潤むような話もあったり、お互いの今まで堪えていた気持ちを話した。
そして気がついたら、もう12時を過ぎていた。
友達は
「終電、間に合わないかも。」
と言ったが、何故かトーンが落ち着いていた。
俺は
「俺んち来る?」
というと友達は不信感もなく
「うん!」
と言った。
そして、大学の近くの俺のマンションまで友達と一緒に歩いた。
そのときも手は繋がなかったが、どことなく友達と距離が近い感じがした。
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