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長編

危険な好奇心

おうぎょく 4時間前
怖い 1,132
怖くない 708
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明かりを頼りに足元を照らし、少し早歩きで俺達は下山し始めた。 5分ほどはハッピーとタッチが俺達の周りを走り回っていたので心強かったが、少しすると2匹は小屋の方に戻っていった。 普段、何度も通っている道でも夜は全く別の空間にいるみたいだった。 幅30㌢程度の獣道を足を滑らさぬよう、皆無言で黙々と歩いていた。 そのとき、慎が俺の肩を後ろから掴み『誰かいるぞ!』と小さな声で言ってきた。 俺達は瞬間的にその場に伏せ、電灯を消した。 耳を澄ますと確かに足音が聞こえる。 『ザッ、ザッ、』 二本足で茂みを進む音。 その音の方を目を凝らして、その何者かを捜した。 俺達から2、30㍍程離れた所の茂みに、その何者かは居た。 懐中電灯片手に、もう一方の手には長い棒のようなものを持ち、その棒でしげみを掻き分け、山を登っているようだった。 俺たちは始め恐怖したが、その何かが『人間』であること。また相手が『一人』であることから、それまでの恐怖心はなくなり、 俺たちの心は幼い『好奇心』で満たされていた。 俺が『あいつ、何者だろ?尾行する?』と呟くと、二人は『もちろん』と言わんばかりの笑顔を見せた。 微かに見える何者かの懐中電灯の明かりと草を書き分ける音を頼りに、俺達は慎重に慎重に後を着けだした。 その何者かは、その後20分程、山を登り続けて立ち止まった。 俺達はその後方30㍍程の所に居たので、そいつの性別はもちろん、様子等は全くわからない。 かすかな人影を捕らえる程度。 ソイツは立ち止まってから背中に背負っていた荷物を下ろし、何かゴソゴソしていた。 『アイツ一人で何してるんだろ?クワガタでも獲りに来たんかなぁ・』と俺は言った。 『もっと近づこうぜ!』と慎が言う。 俺達は枯れ葉や枝を踏まぬよう、擦り足で、身を屈ませながら、 ゆーっくりと近づいた。 俺達はニヤニヤしながら近づいていった。頭の中で、その何者かにどんな悪戯をしてやろうかと考えていた。 その時、 『コン!』 甲高い音が鳴り響いた。 心臓が止まるかと。 『コン!』 また鳴った。一瞬何が起きたか解らず、淳と慎の方を振り返った。 すると淳が指をさし、 『アイツや!アイツ、なんかしとる!』と。 俺はその何者かの様子を見た。 『コン!コン!コン!』 何かを木に打ち付けていた。いや、手元は見えなかったが、それが【

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  • ああ、俺のゴミってくだりはさすがに草
    真実を知る者
  • なんで?コノ気狂いおばはんは旦那と息子を奪った女の子の殺害に精力を傾けなかったんだろうね?よぉ判らん。
    中年女
  • 無断転載乙
    莉緒
  • 2,3枚で書ける内容を、ここまで長くするのは大変。長過ぎです。他サイトからの転写なら、このサイトも厳しく検閲してほしい!でも、気軽に投稿できる良さもあるのでしょうが…。
    匿名
  • 内容は他サイトの無断転載。誤字が多い。無断転載の時点で論外だが、投稿もう少し上手く編集してからすれば良いのでは。
    匿名
  • おつかれさまでした。 すごく怖いし、読みやすいです!
    あいりんご
  • 凄く怖い、恐ろしいです。
    北の国
  • いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分も超が付く位、深いけど、そこまで酷くないです。
    北の国
  • いやぁー凄く、怖いって言うよりも恐ろしいです。 自分は超が付く位、因縁深いけど、そこまで酷くないです。
    北の国
  • 怖いな
    Nanoarchaeum
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