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中編
キッチンのお爺さん
匿名
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キッチンのお爺さん

匿名
2015年10月14日
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貧乏学生で 一人暮らしのA君は

夕方になると自炊をする

キッチンの目の前には小さな窓が付いてて

料理中はその窓を全開にしている

換気扇が壊れてるから 仕方なく開けているのだ

ある日の夕方 いつものように料理をしていると

窓の辺りに気配を感じた

何気なく窓を見ると 大きく目を見開いたおじいさんが

窓からキッチンを覗き込んでいた

A君はびっくりして

「な、なんですか!?」と 思わず声をあげた

おじいさんは

「おいしそうだね」

と 一言だけ言うと どこかへ行ってしまった

その日の夜 ふと おじいさんの顔を思い出した

どこかで見た顔だと思い よくよく考えてみると

同じアパートの2階で一人暮らししてる

おじいさんだった

おじいさんの部屋はA君の部屋のちょうど真上

もしかしたら いつもキッチンからいい匂いを

させてるから思わず覗きにきたのかも

そう思ったA君は 次の日の夕方に 魚の煮物を作って

おじいさんの部屋に届けてあげることにした

2階にのぼり おじいさんの部屋をノックする

返事がない

そういえば表札もない

引っ越してしまったのだろうか

大家さんに電話をしてみることに

「○○○号室に住んでるおじいさんって

もう引っ越しちゃったんですか」

「もう居ませんよ」

「そうなんですか。俺、昨日会ったんですけど」

「・・・そんなはずないでしょ」

「いえいえ 昨日の夕方、ウチを覗いてたんですよ」

「あのおじいさん、一週間前に首吊り自殺したのよ」

「え・・・」

大家さんの話は本当だった

だとすると 昨日のおじいさんは誰だ

俺の見間違いだったのだろうか

その翌日

夕食を作っていると 窓に気配を感じた

ふと目をやると おじいさんがキッチンを覗いていた

A君は腰を抜かしてしまった

間違いない やっぱり2階に住んでいたおじいさんだ

「な、な、なんですか!?」

A君が声をかけるが 今度は返事がない

大きく目を見開いて キッチンを凝視している

「あ、あなた死んでるんですよ!?」

声は聞こえていないようだ

おじいさんは ゆっくりと窓枠に手をかけ

キッチンの中に 入ろうとしはじめた

A君はパニックになり、慌てて部屋を飛び出した

その日はそのまま近所の友人宅に逃げ込んだ

それから数日 A君は家に戻る事が出来ないでいた

しかし 一週間ほど経った頃 A君の地元の友達3人が

A君に会いに 上京してくることになった

このまま友達の家に居ても悪いし

部屋に戻るいい機会だと思い A君は自分の部屋で

飲み会を開くことにした

久しぶりに帰る部屋 不安だったが

仲間が3人いるから 怖くない

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