
短編
20年前の夏
匿名 2日前
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20年前の夏
俺は今で言う暴走族の1人で夜な夜な遊び呆ける事も少なくなかった。
1人の単車に2人で乗って走りに行くって事になって、俺のバイクは連れの家に置いてそのまま出かけた。
そして朝方に俺は帰宅した。
バイクは明日取りに行けばいいや。
そう思い自宅に着いた俺は眠りに付いた。
そして次の日、自分の単車も車も無かったから仕方なく自転車で連れの家に向かう事にした。
俺の地元は凄く長いトンネルがあってそれを潜るか遠回りしてその連れの家に行くか
早く帰りたいしトンネル行こうぜ!
って事になりそのままトンネルに行く事にした。
この後の事で昼間に行っとけばこんな後悔も一生しなくて済んだのにって後悔するんだよな。
夜も深けていく中俺たち3人はトンネルに向かった。
最初は横並びで走っていたけど、車が来た事で1列で走っていた。
前と後ろは友達俺が真ん中な感じで走っていた。
そして、軽自動車が俺達を猛スピードで追い抜いて行った後、また猛スピードでバックし始めた。
俺たち3人は、あっぶねぇなぶち殺すど
なんて文句垂れながら後ろを振り返ると、この辺じゃ見たことない作業員の大人が軽自動車にも関わらず中から10数名出てきた直感でアレはまじでやばい。 逃げやな。
いくら漕いでもその作業着着た大人から逃げる事は出来なかった。
後の友達が捕まり俺も捕まり前のやつも捕まった。
気がつくと俺達3人はトンネル内で気絶してた所に近所の人がたまたま朝早く仕事があり通勤途中に見つけてくれた。
そのまま各自自宅に帰った。
でも俺にとっての悪夢はここからなんよな
何十年共に連れ添ってきた2人の友人が事故死と自殺でこの世を去ったのよ。
あの事があったせいかは分からない
高校を卒業してからすぐの出来事。
でもその代償に俺は霊と言う物が見えるようになった。夢でもなく本当にあったから各自その代償があったかもしれない。
これは作り話でもない。
作り話でこんな不謹慎なはなしはしない
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