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長編

命名:清子(仮名)

2018年4月16日
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怖くない 635
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いことに気がつきました。 もしかしたら、Bがいたずら好きなのを知っているAは、クラクションをドッキリととって、先に進んだのかも。 その予想は的中し、より最悪なケースに。 B君はA君に向けてクラクションを連発し、また私達も1階のリビング横の侵入口からA君に声をかけても、A君が下りてくる気配は一切なし。警察に連絡しようにも、門の鍵を壊している手前、引け目を感じ、結局、全員で2階にあがることに。 B「誘ったの俺だし、あの女見たの俺だけだから、俺が先いくわ。」とBが先に侵入し、その後ろから私・C君・D君が続きました。 私「そこの扉出て、左側進んだ正面に、階段ある。」と私が案内し、ゆっくりと2階にあがりました。初めて上がった2階も、1階同様に広く、見渡しただけで廊下に面した部屋が6部屋程度ある。1部屋づつ扉をあけたが、最初の2部屋はおそらく収納として使っていた部屋で、昔ながらの折り畳み式の台や、手動のミシン、布団、壊れたテレビが置かれてました。 私達がA君を発見したのは、おそらく元居住者が寝室として使っていた部屋でした。布団は無いもののベッドと化粧台がありました。ちょうどB君が車から「女が見えた」部屋です。 そこでA君は左手に細長い紙を固く握ったまま動こうとしません。 私「ここやばいって!はやく出よう!」 B「この部屋、女の霊がいた。逃げよう」 C君・D君も部屋の外から懸命に声をかけるが、A君は微動だにしません。 私が化粧台の鏡ごしにA君の顔覗くと、顔が硬直しているのが分かりました。 表現が難しいのですが、「奥歯を力いっぱい噛んで、顔に力を入れている」感じでした。 A君は、顔は化粧台の正面を向いている。目はこっちを向こうとしている。両手は化粧台につけたまま。左手の紙も離せない。脚も動かせない。 という状況で懸命助けを求めている顔でした。 慌てて私は部屋に入り、A君を化粧台から引きはがそうとしましたが、全く動きません。B君も入ってきて手伝いましたが、A君が踏ん張って、なかなか剥がせません。 そこにC君とD君が入ってきて、A君の腰に手をまわした状態で化粧台を蹴って、ようやく引き剥がすことができました。 しかしながらA君の顔や手は依然硬直しています。 私は藁にもすがる思いで、おばあちゃんの形見であるお守りを手に取り、A君の背中に向かって、「破(おりゃぁーだったかな)」との掛け声と共に叩きつけました。 するとA君は脱力し、力

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  • 投稿者どうしでは、コンタクトは取れないか… 怖いですね…お察し致します。 でも世の中には紫雲さんのように力ある人もいるので望みを捨てずに生きて下さいね。
    K
  • ここのサイトに投稿されている『紫雲』さんに相談されてみたら…? 彼女の投稿を読んで判断されたらどうでしょう…
    匿名
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