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長編

祖母の家で見た怪異

匿名 2日前
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怖くない 30
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でした。 「なんだ、まだ誰かいるやん」 「電話してんのかな?」 と廊下をトコトコ歩きはじめましたが、何かがおかしい。 確かにすりガラス越しに足は見えるんだけど、肌色なんですよね。 まぁそりゃそうなんですけど。 肌色が見えたから、「そこに人がいる」と分かったわけですが、何かがおかしい。 まず、どうも細さ的に見えてるのは【子どもの足】なんですよね。 Kくんの家は一人っ子で、この日は祖父、祖母、父、母、離婚したばかりの独身のおじさん(父の弟)、Kくんという構図でしたから子どもは自分以外にいないはずなんです。 「気味悪いなぁ」と向かう足が遅くなります。 でも、勝気で物事を深く考えないKくんですので「えいっ」と引き戸を開けました! そこには誰もいなかったんですね。 「わ、怖っ!」と思ったものの、その時点ではそこまで恐怖の絶頂ではなかったといいます。 しかも、そもそもおかしいのが食堂は真っ暗だったんです。 階段を降りてすぐ、居間は電気が消えていたものの、煌々と明るい廊下を挟んで、すりガラス越しで、なぜ真っ暗な食堂にハッキリと肌色が見えたのか? 先程の肌色が見えたことの違和感はこれだったんですね。 床の色も茶色で、廊下からすりガラス越しに見ても肌色が見える要素なんてありません。 そんな事を考えているといてもたっても居られなくなりました。 するとジリリリ!!と電話台の黒電話が鳴りました。 ビクッとしたものの「もしもし、Kです」と電話に出ると母からでした。 「お寿司屋さん来てるけど、何か食べたいのある?持ち帰りしたげるよ」と言われました。 心底ビビっていたKくんは「適当でええよ」と返し、すぐに電話を切りました。 「なんやねん、ビビらせやがって!」と悪態をついたものの、何気ない日常の電話でさっきの不思議現象は頭のどこかにいっていました。 「ゲームでもしに2階に戻ろう」と居間の方を向くと、居間の電気がついています。 「あれ?居間の電気はつけた記憶ないぞ?」 と思いながらも、自分が寝ぼけていたのか?などと考えていると、パッと居間の電気が消えました。 居間には大きなテレビを置いていたそうですが、同時にテレビがついたのが分かりました。 真っ暗な部屋に反射した光と電子的なテレビの音声が流れてきたためです。 さすがに 「え?異常な事態が起こってる?」 と感じましたが、先述した独身のおじさんも祖父母と同居しており、2F

後日談:

  • 聞いた時は「寝ぼけてたんじゃないん?」「実際、故障してたんじゃないん?」と疑ってかかってました。 鈍感人間の私としては、錯覚ともいえるような有り得る想定が現実感増してすごく怖かったです。 ちなみに、友人の祖父母宅があるCという地域は淀川沿いで下流にあるため、昔は船着き場のちょっと入り組んだところに水死体なんかが流れ着いたりしたそうです。 他にも2、3個、実体験を教えてもらったのでまた時間見て挙げますね。

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