
当時、私は22才。
同い年で普通よりちょっとカッコいい感じの彼氏がいた。
彼氏とは割と円満だったけど、ちょっとスリルのあることをしてみたい年頃の私だった。
友達に聖子(仮名)という、割と可愛いけど奥手な女の子がいた。
聖子は誰とも付き合ったことなく、デートも多分経験無さそうだった。
そんななか、私は彼氏に
「そういう感じの子がいるの。だから一度デートしてあげてもいいかな?」
「え?いいの⁉︎」
彼氏は私公認の他の女の子とのデートに乗り気だった。
聖子に聞いてみると、初めは
「でも、そんなの悪いよ。それにデートとか全然分からないし・・」
「大丈夫。彼がサポートしてくれるから。」
と言って、私は半ば強引に彼氏と聖子をデートに送り出した。
今思えば、なぜそんなバカな悪戯をしたのか・・
・・ デートが終わったあと、
「聖子ちゃんって可愛いな!久しぶりにドキドキしたよ。」
私は彼の嬉しそうな様子に少し嫉妬しながらも
「変なこととかしなかったよね?」
「大丈夫だよ。今日は指一本触れなかったから。」
「『今日は』ってどういうこと?」
彼氏は一瞬ビクッとしていたが、嬉しそうな顔は変わらなかった。
その後、私も危険な遊びだったことにやっと気づいて彼氏と聖子との繋がりはこれっきりにするつもりだったが・・ やはりそうはならなかった。
彼氏との連絡がなかなか繋がらなくなったり、聖子も私によそよそしくなったり。
確信はないが、彼氏と聖子との関係ができてきていると感じていた。
私は必死に彼氏にLINEや電話など連絡を取ろうとしていたが、返事はなかった。
・・
当時、私はカラオケボックスでバイトをしていた。
その日午後からシフトに入り、部屋に注文されたドリンクを持っていって戻る途中でのこと。
カラオケボックスのとある部屋で何かを感じて、こっそりと覗くと・・そこには彼氏と聖子が肩を抱き合っていた。
聖子は前とは別人のように垢抜けて、かなり綺麗になっていた。
彼氏は聖子の髪の匂いを嗅いだり、さらには聖子の胸元を服の上から撫でたりしていた。
そして2人は顔を近づけてキスをしていた。
その直後、聖子は私に気づいたのか勝ち誇ったような目で私を見ていた。
私は蛇に睨まれた蛙のように固まっていた。
後日談:
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