
短編
夜中の訪問者
yuta 2日前
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私が住んでいた港区にある
低層マンションのお話です。
閑静な住宅街にある
日当たり良好で新築のマンションは
ずっと住みたかった場所でお気に入りでした。
引っ越ししてから半年経った頃
私は近所に住んでいる
友人を自分の部屋に誘いました。
マンションに着いてから友人は、
変なことをいい始めました。
友人「ここのマンションの周り霊が沢山いるよ
…。言いたくなかったけど、夜は
出歩かない方が身のためだよ!」
その友人は、今まで霊を何度も見てる霊感が
とても強い友人でした。
今までにない位、血相変えて言ってきたので
恐怖を覚えました。
私 「なんかよくわかんないけど、そんなに
言うならわかったょ。」
と返事をして
夜遅くは外出をしないように
生活をしていました。
しばらくして
1人で夜家にいると
夜中2時半頃
インターホンが鳴りました。
私のマンションは、部屋の番号を押さないと
インターホンがなりません。
こんな時間に誰だろ?
そう思ってインターホンの画面を見ると
誰も映っていませんでした。
確かにインターホンは鳴ったのに
おかしい。
怖いので
誰かのいたずらかと思い無視していたのですが、
あの友人の言葉を思い出しました。
このマンションの周りに霊が沢山いる
翌日私は、
インターホンの録画した画面を、
見返しました。
やっぱり
誰も映ってない
よくよく見ると
あれ………!?
白いオーブの玉が20個くらい
ふわふわと浮かんでいました。
そして、マンションのエントランスに
消えて行きました。
あれは、私の部屋に来ようとした
霊だったのでしょうか。
今でも怖くてインターホンが鳴っても
出ることが出来ません。
今年そのマンションから地元に引っ越し
することにしました。
後日談:
- 大島てるの事故物件の記事が 近所で多く上がっている場所に マンションがありました。
この怖い話はどうでしたか?
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- 霊感が強い友達がいなかったら危なかったですねつばさ
- 友人の言うこと聞いて、良かったね。シグナル