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長編

実体験

匿名 2024年3月13日
怖い 38
怖くない 38
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これは実家に住んでいた時の話しです。 自分が体験した本当にあった話しなのでたいした事はないかもしれないけど自分的にはすごく怖かった話しです。 実家は平屋の古い木造の家だった。 リビング?と廊下に繋がる扉は全面磨りガラスみたいな扉で、昔から廊下を通る家族がいないタイミングとかで誰かが通った影みたいなのがよく家族全員が目撃していた。 祖母は廊下を昔の兵隊?のような格好をした人達が通るのも見た事もあって、1度お祓いをしてくれる方を呼んでみてもらったときに「廊下が霊の通り道になってて特に悪さをする霊はいないのでそんなに気にする事はありません」と言われたのでそのあとも特に誰も気にしてはいませんでした。 私は怖くて1人で廊下を通るときは猛ダッシュしてました(笑) 私は幼い頃に交通事故で父を亡くしていたので、母、祖母、祖父と4人で暮らしていたのですがよく留守番を1人でする事が多かったのです。 その1人になるタイミングのときだけにいつも、天井で小動物が走っているようなトコトコトコと自分の上をぐるぐる回っている感じで音がしていて、最初は気にしていなったのですがだんだん気持ち悪くなってきたので違う部屋に移動してもまた少しするとトコトコトコと自分の上で音がするんですよね。 何かが見えるとかされたわけではないんですが、1人のときだけ何かがずっと天井をついて来てたんです。 これは20歳になるまで実家にいる間ずっとでした。 他にも高校を卒業してから、ばいとが終わって深夜に帰宅する事が増えたんですよね。 私の家は古い作りですから、玄関の扉も引戸で開け閉めするとガラガラと大きめの音が鳴るんです。 玄関を入ってすぐに祖父と祖母の部屋があり、小さな音でもすぐ目を覚ましてしまうので睡眠の邪魔しては悪いなと思って私は泥棒のように(笑)ゆっくりと音をたてないようにゆっくりこっそり引戸を開けて閉めてから、玄関を背に向けてその時は冬だったのでブーツを脱いでたんです。 そしたら後ろでガラガラガラガラとゆっくり玄関の扉が開く音がしたので怖くて動けなくなったんですよね。 なぜなら私がいつも最後に家に入るので、鍵もかけたし深夜に訪ねて来る人なんて絶対にあり得ません。 もし来たとしても、無言で勝手に開ける人などいないでしょう? どうしようか一時考えて、祖父祖母を起こしてしまうのは悪い気がしたしそのまま動かない訳にもいかないので勇気を振り絞って振り返ってみたんです。 そしたらなんと、扉が半分くらい開いてて誰も居ませんでした。 居ても怖かったですけど(笑) それとも私が見えなかっただけなんですかね? また別の日に、母と2人でリビングのこたつでTVを見ながらいつのまにか寝てしまっていて、こたつは長方形で 母(:3_ヽ)_ ―――――――――― | | | | ―――――――――― 私(:3_ヽ)_ という感じの同じ頭の向き?で、私だけ母の足の方に足が斜めにこたつに入る感じで寝ていたんです。(説明下手ですみません) たまに寝ていてもまわりの音とか気配?を感じる時ってあるじゃないですか? そんな感じになってて、深夜なので番組もなくなっててTVがピーと音が鳴ってる音が聞こえて「あー寝ちゃったのか」と思って寝ているそのままの体制のままぼーっと?してたんです。 そしたら突然こたつの中の足を、いや足首をガシっと手で掴まれたようなんです。 いやこたつの中で見えないけど足の感覚的には絶対にそう。 怖くて寝たふりかまそうと思ってそのまましてたら、足首の手もそのままなんですよね。 瞼は普通に動かせそうだったので薄め開けて母の方確認しても顔が見える位地で仰向けに寝てるので、体制的に私の両足を掴むのは無理。 どうしていいかわからず寝たふりをかます作戦で心の中でどっかにいってくれと願ってそのまましてたらどのくらい時間がたったかわからない頃に、突然もの凄い力で下に引っ張られて上半身がこたつの中に!! 我慢できずに大きな声で母を呼んだら起きてくれたのですが、最初に説明した通りこたつは長方形で長い部分?に母と私がそれぞれ寝ていて母の足の方に私は斜めで入る形だと説明しましたよね? もの凄い力で足引っ張られて上半身はこたつということは、下半身がこたつから出ていて逆になったんです。 なんかのギャグみたいですよね(笑) 大きな声を出したせいで祖母が起きてきてくれて説明をしたら気休めにお経?のようなものを読んでくれました。 その後はこたつでは特に何もなくて何がしたかったのかよくわからず、イタズラ好きの霊の仕業だったのかなと思ってます。 次が私が実家で体験した最後の話しです。 自分の部屋で夕飯ができるまで、少し昼寝しようと思ってベットに寝転んでいました。 すると突然体が重たくなって、指はなんとか動かせるんですが他がまったく動けなくなったんです。 するとすぐに両耳のところで、何人居たかはわかりませんがたくさんの人の大きい叫び声?みたいなのがわーーーみたいな感じで聞こえだしたんです。 ほんとに耳のすぐ側でたくさんの人が叫んでる感じです。 一時それが続いて突然ぴたっと静かになったんです。 終わったのかな?と思っても体は重たく動かないままです。 少し怖かっのが落ち着いてきて油断してきて「今日の夜ご飯何かなー」とか考え始めた頃に耳元でとても低い男の人?の声で「死ね」と一言言われ体が自由になったので、すぐに祖母のいるリビングに逃げました。 これで実家で体験した話しは終わりです。 特にオチも何もなくてすみません。

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