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短編
浮遊する生首
匿名
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浮遊する生首

匿名
2016年1月4日
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これは数年前の年末の出来事です。

もう過ぎてしまいましたが、年の瀬と言えば忘年会ですよね。

その時も会社の付き合いで忘年会に参加し、帰るころには夜の10時を回っていたと思います。

田舎の寂れた駅で、終電が近いこともあり、ホームには自分以外に誰もいませんでした。

電車が来るまでには少し時間があったので、ホームのベンチに腰掛け、一息ついていました。

何気なく線路のほうを眺めていると、視界の片隅に白いモヤッとした物が入ってきました。

よく見るとそれは人の顔でした。

「人が線路を歩いてる?」

そう思いました。でも何かがおかしい・・。

その人はロングヘアの女性だったのですが、首から上が完全に見えています。

「ホームって意外と高さがあるはず・・。大人でも首から上が全部見えるっておかしくないか?」

そんなことを考えている間にも、その顔は右から左へ線路を歩くように移動しています。

そしてほぼ自分の目の前まで来た時、僕は見てしまったのです。

「首から下が・・無い!!」

次の瞬間、ずっと進行方向を向いていたその首は僕のほうを向き、睨みつけてきました。

その目はまるで空洞のように真っ黒でした。

そしてものすごいスピードで僕に向かってきたのです。

「ぶつかる!!」

僕は咄嗟に目を瞑り、身を守る姿勢を取りました。

どれぐらいそうしていたでしょうか。

時間にしてほんの数秒だと思いますが、僕にはとても長い時間に感じられました。

おそるおそる目を開けてみると、もうさっきの首は何処にもありませんでした。

『まもなく○番線に電車が参ります~白線の内側に~・・・』

そのアナウンスで我に返り、滑り込んできた電車に飛び乗りました。

家に着くまで僕はずっと震えていました。

もうあの駅を利用することはないでしょう。

今でもあの空洞のような目が頭にこびり付いて離れません。

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