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長編

私を護るものたち

ネコ 3日前
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ものが聞こえました。 でも近くに犬を飼ってる人もいませんでしたし、無論私も犬なんて飼っていません。 空耳かな、と思いながら私はコンビニに向かいました。 近くのコンビニまで横断歩道を渡らないと行けないのですが、その横断歩道までの道中、指輪が割れました。 しかもその破片で指を少し深めに切ってしまいました。 ちなみにその時の傷跡はまだ残っています。 私は手当をするために、一旦家に戻ることにしました。 家に着いたその時です。 キキーッという車のブレーキ音の後に爆発するような音が聞こえてきました。 私は訳が分からず、びっくりして家を飛び出してきた母とぶつかりました。 母は私の指の怪我を見て、家の中に戻り手当してくれました。 そして2人で音がした方へ向かいました。 すると、横断歩道で車が電柱に激突していました。 私は吐きました。 だって、私が指を怪我しなければ丁度音が聞こえた時間私は横断歩道にいたはずだったから。 恐怖のあまり腰が抜けそうになった時、左手に奇妙な感触がありました。 なんとも言い表せないような、不思議な感触です。 でも不思議とその感触があった後、私は落ち着きを取り戻しました。 吐いた私に理由を尋ねる母に、リングが割れて指を怪我しなければ私は事故があった時そこにいた。 と、伝えました。 そしたら母は神妙な面持ちで私の手を引いて家に戻りました。 そこで、先程述べた出生について、教えてくれました。 ここからは両親から聞いた話になります。 私が生まれることすらできなかったかもというのはお話した通りです。 母も危ない状態になり、この子は諦めなさいと医者に言われるくらいでした。 そんな所へ、母方の親戚の方がお見舞い来ました。 嫌な予感がするから来たと。 実はその親戚の方、神主さんなんです。 その方、かなり視える方で、この後私は何度もお世話になりました。 その方が言うには、この子(私)は霊媒になるにはうってつけの体質をしてしまっている。 普通、魂には色がありその色に守護霊が憑いてくれるとのこと。 ただこの子(私)には魂の色がない。 透明という訳ではなく色がない。 そこに魂はあるのに視えない。 そう言うのです。 だからこの子(私)は今生まれてもいないのに霊媒にされて母も危険な状態なのかと、父が聞いたところ。 違うという。 確かに色はないが、守護霊的なものは確かにいる。 いるが、強すぎる。 そして人間ではなく獣の類いであり複数

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  • 守護霊っているんですね。
    名無し
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