本当にあった怖い話

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中編
小さな手
匿名
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小さな手

匿名
2021年9月11日
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現在、私はS区のマンションに実母と夫と3人で暮らしています。

数年前の夜、リビングで皆と食事していると右肩に妙なざわっ、という違和感を感じました。私の座っている席からテレビまでは3m程、肩の位置もそれくらい。

何だか人の気配がする、というのは皆さんも感じた事があると思います。そして「おかしいな」と思い再度テレビの方を向いて私は「あっ」と思わず声を上げてしまいました。

テレビの横に小さな女の子が体育座りをしてこちらを見つめていたのです。

少しぼやけていましたが見た目は6歳位、長い髪を2つに分けて半袖の黄色いシャツにジャンパースカートをはいていて、泣きそうな寂しそうな目で私を見ています。

「ああ、来ちゃったか」と私は思いました。うちは霊感体質が強いらしく、たまにこうして「知らない誰か」を外から連れ帰ってしまう事があるのです。

そんな時はやはり「盛り塩」と「塩風呂」なので、すぐにテレビの隅と玄関に盛り塩を置きました。

ちなみにこの時母は「その隅だけ薄暗く固まりみたいのが見える」夫は「何かの影かと思ってた」と言っていました。

それから3日ほどその子はいたでしょうか。悪さは感じないものの、私は毎日「ここに居たいの」と言われる度に頭の中で「ここには居られないよ」と厳しめに返すのが結構辛かったです。

そして3日目の深夜。私と夫が夫の部屋でテレビを観ていると、バタン。パタパタパタ...と廊下で足音が聞こえました。

最初母がトイレかな?と思ったのですが、バタン、という音はトイレの音で母の部屋の引き戸の音とは異なるのです。しかもパタパタ、という音は玄関の前で消えました。

「おかしいね」「明日お母さんに聞いてみようか」

などと言っていた次の日。母に聞くと昨夜は一度もトイレにも廊下にも出ていないと言うのです。そして夜中に私が部屋をガラッと開けて「お母さん!お母さん!」と言ったからびっくりして私飛び起きたのよ、と。

もちろん私もそんな事はしていません。おかしいなあ、と思い廊下を振り返ると今度は更に驚きました。

玄関口の傍に小さな手形が2つ付いていたのです。白い壁に黄ばんだその跡は目立ち、大人ではかなり不自然な高さにそれはあり、大きさは子供の「それ」でした。

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